朝、マキのブログを読んで昔のことをふと思い出した。
それは高校1年のときのこと。天気がよくて、暖かくて、空の青が気持ちいい、そんなある日の出来事。些細なことだけど、オレにとっては少しいい思い出。
その日、国語で詩を書く授業があって、オレは何を書いたらいいかよくわからず、白いまんまの紙とにらめっこしてた。詩を書くのなんて得意じゃない し、そもそもこんなもん「書いてください」って言われて簡単にかけるもんじゃない。しょうがないから、することもなく空とそこに浮かぶ雲を眺めてた。
しばらくして、オレはある詩を書いて提出した。恥ずかしいから内容についてはあえて触れない。不思議なことに何を書いたのかよくおぼえてるんだけどね。
後日、みんなの詩を読み合って、よかった詩にコメントするっていうのがあって、みんなの詩を読んでたら、やっぱすごくうまいやつがいるのね。コメントもある2人に集中したの。先生も絶賛したりなんかして。
そんな中ね、その詩のうまい2人はオレの詩をほめてくれたの。オレの拙い詩を読んで、なんか感じてくれたらしい。
それがすごくうれしくて、それ以来、たまに詩を書くようになった。誰にも見せないけどね。自分の中で大きなことがあったり、なにかもやもやした思 いがあると言葉にしてみる。できるだけ最小限の言葉で。決してその出来事が解決するわけでもないんだけど。もしかしたら自分の考えや気持ちを整理してる作 業なのかもしれない。いつの間にかちょっとした趣味になってるのかも。
さて、オレは今建築というものを学んでいる。そして卒業設計で完璧に行き詰ってる。テーマは「戦争と平和」。建築というものを使って平和のメッ セージをどこまで人の心に訴えることができるのか。そこだと思うんだけど、まったく形になっていかない。表現方法、空間構成、機能、心理、哲学・・・いろ いろなことを含んだ問題だと思う。
答えなんかないってことはわかってる。
だけど、どこかに自分なりの答えがあるはず。
そして、その答えを掴むのは己の手なんだ。
そう思う今日この頃。
Monday, June 06, 2005
Subscribe to:
Post Comments (Atom)
3 comments:
この話とつながるかわからないけど、参考になれば・・・
僕も卒業設計では「都市の個性」なんてことをテーマにしようとしてた。都市の個性を建築で訴える・・・これってできそうでできないんだよね。何でかっていうと、受け手に共通の理解・知識がないから。ってことで、先生にはそのテーマを前面に出した卒制はやめたほうがいいって言われた。「それって本当にその都市の個性ですか?」って質問に対応できないから。自分だけが個性だと思って満足する表現の仕方は建築としてはよくないのはわかると思うけど・・・といってる自分はよくその辺に陥ることが(泣)
あっきーが取り組んでるテーマもこれに似てる部分があると思う。万人の共通の理解は難しいテーマだけど、一方で自己のエゴの塊にもなってほしくない・・・難しいけど、やる価値は十分にあるテーマだけにがんばってほしい!!あんまり頼りにならんけど、話も聞くんで♪
人間ってのは不思議なもんでさ、、、
こんな内容の日記を書かれると知りたくなるじゃない!
アキはどんな詩を書いたんだい?
1−Eの時に。
教えてくれてもいいよ☆
ちなみに凄い二人って??
みっけ!お久しぶりです。
ちなみに、私は上に書いてある日記の内容、
しっかり覚えていますヨん。
実家に詩集とってあるしね、ぷぷぷ。
今でもすごくいい詩だと思う。
Mixiって閉じた世界の様でいて、結構いろんなところカバーしてるんだなぁって思った。
Post a Comment