Sunday, November 30, 2008

a movie script ending

ひさしぶりにDVDを借りて2本ほどみました。

バタフライ・エフェクト/監督:エリック・ブレス、J・マッキー・グラバー
すいません。いまさら見ました。話題作だった本作。主演はアシュトン・カッチャー(デミ・ムーアの旦那)ですね。結構おもしろかったです。脚本も練られてて(冷静に考えるとよくわかんないとこもあるんだけど)、テンポもわりとよかったし。簡単にいうと、欠落した自らの過去の記憶に飛ぶことができる能力をもつという主人公の物語。誰かを救おうとして、過去で何かをする度に、歴史が変わって別の誰かがひどい人生を送ってるというそんなお話・・・。エンディングも切ないですね。OASISの曲がまたぴったりでね。
で、世の中にはディレクターズカット版というのがあって、このバージョンはレンタルDVDには収録されてないんだけど、エンディングが全く違うそうな。ということでエンディングだけYouTubeでこっそり見ましたが、おれは劇場版の方が俄然いいと思いました。途中いくつか別カットがあるらしいんだけど、それにしても、夢落ちもいいとこだろ、それじゃあさ、って感じ。ディレクターズカットの方がいいって言う人も多いみたいですけどね。まぁ、結局そっちはちゃんと見てないので、あんまりいえないんだけど・・・。ということで、エンターテイメント度も高いし、まだの人は見てみては。

ブロークン・フラワーズ/監督:ジム・ジャームッシュ
ジム・ジャームッシュ監督、2005年作品。05年のカンヌグランプリだそうな。へぇ。主演はビル・マーレイ。ストーリーはというと、ある日主人公のもとに手紙が届いた。内容は、実は主人公の知らないところで息子がいたらしい。で、父親探しの旅に出てしまったとか。主人公のもとを訪ねるかもというような内容。でも元プレイボーイの主人公には誰との子供だかわからない。そこで、おせっかいで推理好きな隣人に促されるまま、母親探しの旅にでる、というようなロードムービーですな。
自分の過去を渡り歩いて、主人公がたどり着いたのは結局「大事なのは今なんだ」っていうこと。ありきたりだけど、そういうこと。ただ、映画自体は若干唐突に終わります。なんか、そんな感じがしてたんですが、案の定でした・・・。でも、この映画の場合、観客に委ねる部分もあるんだけど、嫌みに感じさせないのがいい。そこら辺のセンスはさすがだと思う。
エチオピア音楽(?)をはじめ、音楽にもこだわりが感じられるし、淡々としていながらも、随所にユーモアが散りばめられていておもしろかった。のんびり過ごしたいときにでもいかがでしょうか。


ということで、今日はデスキャブの名曲&名PV"A Movie Script Ending"を見ながらお別れです。さようなら。

1 comment:

Anonymous said...

たてつづいて映画の感想なんて、
相当ひましてると見た!

みきったぞー