肋骨を痛める暇があったら、映画でも見ておこう。
エレファント/ガス・ヴァン・サント監督
コロンバイン高校銃乱射事件を題材にした作品で、2003年カンヌのパルムドールだそうな。この作品には、主役らしき登場人物がいません。びっくりしたことにパッケージの黄色いTシャツの金髪君は最初と最後に出てくるけど、全然主人公じゃない。この映画では、とあるアメリカの高校のとある日常と、非日常をただリアルに描いてる。登場人物たちの時間が、少しずつ折り重なってできあがった高校という空間。そして、そこに潜む(あるいはアメリカに潜む)問題を描いてる。映像の作り方もすごく凝ってるんだけど、それ以上に、問答無用で見る者を考えさせる作品です。とにかくドヨーンとした気分の時に見ないことをおすすめします。
ということで、クラムボンの「ララバイサラバイ」を聴きながら、今日はお別れです。サラバイ!
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