昨日が平成21年の仕事納めでした。
2年目ということで、去年よりは見通しがよい感じがしています。
ですが、それと同時に、自らの培ったものをものすごいスピードで退化させているという恐怖感があるのも事実。
「普通さ」を手に入れてしまう前に、前へ1歩、いや2歩も3歩もふみ出さねばならんのだとそう思う。
ここはぬるま湯か泥沼か。
いずれにせよ、ここにズブズブとはまっているつもりはないわけです。
さ、そんな日常にかつを入れる音楽を。
Daitro/Y
フランスの激情バンド、Daitroの新作。すばらしいです!!とにかくかっちょよい。全10曲(曲名はPARTⅠ〜Ⅹ)なんですが、歌詞は全部でひとつ。全部繋がったひとつの詞になっているっていう、ありそうでなかった構成になってます。で、このVo.の声が前からすごい好きでして、まさに泣き叫ぶといった感じ。コンセプチュアルであると同時にポリティカルであり、テクニカルであり、ハードコアなんだけどどこかポップであり、壮大であるのに、コンパクトであり、まぁとにかくよくわかりませんが、これはちょっとすごい。35分の暗闇と希望に乾杯。
The Mercury Program/Chez Viking
やっとこさ発売にこぎつけた、大好きなインストロックバンド、The Mercury Programの新作です。衝撃をうけた前作からはや・・・何年でしょう・・・?ヴィブラフォン、フェンダーローズそしてディレイがかったギター・・・。前作のような水面に水滴が落ち、波紋が広がっていくかのような、あの美しくも儚い音世界は健在。もうきもちよすぎ。前作よりもちょっとポップになった気がしますので、より万人に受け入れられるような気がします。特に2曲目のは名曲ですね。BGMとして聴くのもいいけど、それだけではもったいない。この精神性に触れてください。
Tuesday, December 29, 2009
Subscribe to:
Post Comments (Atom)
No comments:
Post a Comment