Monday, August 27, 2007

happy happy wedding!!








昨日はヨシタカの結婚式でした!ということで、韮高バレー部のうちの代が超久しぶりに勢揃い!(写真は韮高勢揃いの図)いやー、ほんとしあわせそうでしたわよ。まさか、やつが一番最初に結婚するとは・・・。しかも、披露宴もラストにさしかかったところで、ヨシタカ君、ダルビッシュ化していたことを告白!おいおいおーい。どういうこっちゃー。先生!そりゃ教育上よくないんでないのー!?ま、そんなかんじで、すごくいい結婚式〜披露宴〜二次会でした。末永くおしあわせにっ!

Wednesday, August 15, 2007

wish upon a shooting star

お盆ですね。みなさまいかがおすごしですか?おれは12日の夕方くらいに実家に帰ってきて、かなりのんびりしております。

そんななか、昨日は地元のタカ、キヨ、タムと、カラオケにいってきた。なかでもタムにあったのは成人式以来じゃないかという、かなりの久しぶりさ。若干、いや結構丸くなってたw カラオケではここぞとばかりに、10年くらい前のあんな曲やこんな曲を、おしげもなく歌いまくり、そのたびにみんなで懐かしんでました。「この曲~を思い出すね」とか「このバンドすきだったよねー」とか終始そんな感じ。最後はおれがしめてやりました!(激熱唱)

カラオケに満足した一行は、流れ星をさがしに山の上へ。山の上はガスってて、結局途中で引き返したわけですが、さすがに男4人のっけたパルサーはしんどかった。なんちゃら流星群かどうかはわかりませんが、とりあえずいくつか流れ星を発見。タムははじめて流れ星をみたとかで、結構感動してた。田舎は星がよく見える。

ということで楽しい夜でした。こんな友達をずっと大事にしたいと感じた夜でした。おつかれ!

Friday, August 10, 2007

the gate of Summer Vacation!

夏休みだぁ。おれも日曜あたり実家に帰ろうと思ってます。その前に、今年こそ掃除して帰ります!こんどは嘘じゃないっす!

さてさて。休みを前に火曜に続いて、今日も「藤森照信と愉快な仲間達(仮称)」の会議。はっきりいってオレ大して考えてません。そのわりに思いついたことを適度に発言。何となく前回よりは進んだような、そうでもないような・・・。しばりが効いたか、なんとか収束しそうな気配がしなくもない。

Pelican/City of Echoes
へヴィインストバンド、ペリカンの新作。自然や季節といった情景を描いた前作と作風がちょっと違いまして、タイトルにあるように、今作は舞台が都市のようです。音的には前作よりメロディが前面にきてて、若干メタリックさも増して、リズムにも幅がでて、そのせいか、若干聴きやすくなったような気もします。そうしたなかでタイトルトラックとなる2曲目は特に印象的で、まさにこのアルバムを象徴したかのような1曲。「みえる!みえるぜー!都市のスカイラインが、そして営みがよぉ!」ということで、やっぱこのバンド凄いなぁと、うなってしまった次第。壮大なラスト2曲も必聴!聴く人を選ぶのは間違いありませんが、へヴィな音に溺れたい方おすすめですわよ!ちなみに国内盤は40分以上のライヴDVDがついてて、これもかっちょいい!来日公演行きたいなぁ・・・。

Monday, August 06, 2007

Eternal Sunshine of the Spotless Mind

BSフジで『エターナル・サンシャイン』という映画をやってました。この作品全く知らなかったけど、とってもよかった。主演ジム・キャリー、ケイト・ウインスレットにその他豪華メンツで、オレにしてはめずらしく恋愛モノ。2004年の作品で、この年のアカデミー脚本賞とってるらしい。わりと難解な展開で好みが分かれる所だと思うんだけど、オレはこういうの好きです。音楽もよかった。意外にもシリアスなジム・キャリーも結構良くて、それから、ケイト・ウインスレットもかわいらしくて見直しました。彼女の代表作といえば、やっぱタイタニックだけど、タイタニック以外の作品のが大概好き。(単なるタイタニック嫌いか?)ま、そんな感じで、おすすめです。恋愛映画なんて滅多に見ませんが、これは是非もう一回みたいです。

さて、話はかわりまして、あしたは「藤森照信と愉快ななかまたち(仮称)」の2度目の打ち合わせ。9月くらいにテレビの7時間の生放送(長野のローカルだけど)のなかで、小屋をつくる予定です。ちなみに明日の準備できてません・・・。

それから、ちょっと前のことですがタクミとマサキとやった「人口減少時代のマイタウンの再生」という建築学会のコンペの結果が出まして、見事、北陸支部入選しました。おめでとうございます。全国のほうはだめだったけど、それでも誰かに認めてもらって、結果として残るというのはうれしいものです。時間のないなか、このときの案を発展させてダイワハウスのコンペもだそうとかいってますがこっちはどうなることやら。

Sunday, August 05, 2007

dancer's high!! Nagano Binzuru '07

昨日は長野びんずる祭りでした。40人弱と、去年より人数は減ってしまったものの、去年同様、踊り明かしてやりました。今年は中央通りじゃなくて、長野大通りのほうでした。ま、そんなことは大した話じゃなくて、どいつもこいつもここぞとばかりにはしゃいでましたがね。「結」のとまるところビールかけがはじまりまして、通り過ぎると水(アルコール)たまりができます。あほです。ほとんど飲まずにかけあってますからね。1時間半くらい?踊って、今年も無事踊り終えました。

学校にかえって打ち上げのバーベキュー。かなり疲れてぐったりしてましたが、楽しみました。製図や研究もいいけど、たまにはこんな日も楽しいものです。おれがこの祭りに参加するのもこれが最後かもしれませんが、いい伝統としてつづくといいと思います、はい。


P.S. ためしにタイトルバックに写真を入れてみました。いかが・・・?

Thursday, August 02, 2007

for me this is heaven. (FRF07)

おくれちゃったけど書きます。そうです!フジロック07です!

学生最後の年にして、フジロック4日間完全制覇を目指したものの、諸事情という名の、公務員試験という壁にさいなまれ、おれだけ前夜祭と1日目のみ(26、27日)という変則参加となってしまいましたが、行ってきました。メンバーは昨年同様、オレ、マサキ、マサシ、トモキの4人。ラシーン最後の旅ともなりました。

出発前日の夜、当日の午前と不慮の仕事により、かなりいらつきながら、仕事は適度に投げつつ、トモキのゼミもあり、昼頃出発。とにかくラシーンの中は荷物でいっぱい!日帰りでは必要のない、テントや寝袋や酒なんかがかなりの量でした。がんばれラシーン。そういえば、去年は徹夜明けだったし、移動時間ほとんど寝てたんで、苗場までの道初めてでした。ふーん、こんなんなんだー。とかおもいながら、きつい車内ながらも車は進みました。

いくつかのFRFの幟をとおりすぎて、苗場に到着。おいおい、もういっぱいテント建ってるよ!っつーか、なんで前日なのに、こんなに人があふれてるんだよ!という感じで、FRFフリークスの底力を思い知りました。

下の方の場所が空いてなくて、かなり登ったとこにテントを張りました。キャンプサイトやRookie A Go Goなんかが見渡せるポイント。比較的平らだし、まあ、いいかと。買ったばかりのテントの袋を初めて開け、試行錯誤しながら、組み立てます。うん、結構広い。しかも、入り口前の屋根が結構いけてるぞ!9800円とは思えないじゃないか!ただ、風が抜けにくい構造なのでちょっと熱い。まあ、いいだろ。

苗場の神に乾杯。そうこうしてるうちに、下の方では前夜祭がスタートした模様。苗場名物の雨も降り出しやがった。準備して下ったら、盆踊りは終わってしまいまして、ちょっと残念。レッドマーキーでRailroad Earth(ストチー系!)、Ratatat(実はメタル!)のステージを見つつ、夕飯。豚何たら丼は失敗だった。テントに戻るとすでにグロッキーでしたが、苗場温泉にはいって、お話なんかをして初日は終了。

1日目。といっても実際は2日目なんだけど、めっちゃ快晴!朝から暑い。朝カロリーメイトをすませ、「カロリーメイトフルーツ最高説」をこの日も唱えながら、準備完了。前日の夜にAlbum Leafのキャンセルが判明。予定が大幅に狂ってしまったのですが、仕方ない。










サンボマスター
想像以上に熱苦しかった。想像以上に踊れる感じでしたが終始座ってました。この日の目標は「あまりはしゃがない」。これですので。朝一からはしゃぐわけにはいかないのです。でも、実際このバンド見直しました。

Hallogoodbye
レッドマーキーに移動。USの若手の登場。最後の数曲しか聴けなかったけど、結構よかった。ディスコポップな感じのバンドでした。ヴォコーダーつかったりね。もうちょい早く来てもよかったな。

Yellow Card
再びグリーン。せっかくのヴァイオリンが聞きにくかったのが残念。ライヴ中、ステージ後方で早速昼寝してしましました。レッドマーキーのBlonde Redheadみたかったんだけど、おきたら時間も時間だったので断念。

昼食で、なんたら油そばとかき氷みたいなデザート(これうまかった)をたべました。

band apart
もう何回かみてるんですが、バンアパ。新作聴いてないもんで、知らない曲もわりとあったんですが、れいによってBa.の人がおもしろかったです。新曲もやってまして、好きなhigherもやってました。

Kemuriはみずに、木の間を通ってオレンジコートへ。ここにいる間、はっきりいってほぼ寝てました。それにしても熱い熱い。そういえば、この日は何年かぶりに放水したらしい。体力回復と気温の低下を待って移動。ヘヴンで前日のRailroad Eaethを横目に、ホワイトを通過。一気にレッドマーキーへ。Mumm-raを少し見て、またまたホワイトへと大移動。

Your Song is Good
スペシャでおなじみのこのバンド。結構盛り上がってて、おれもこの日初めて、踊ってみました。

グリーンにいくとKings of Leonがまだやってて、またもステージ後方でまた休憩。次のMuseまでに飯食ったり。グリーンカレーくったけど、これはまじうまかった。ここで、4人ふたたび合流。

Muse
このバンドの人気はすごいな・・・。早々とモッシュピットは入場制限かかってるし、後のほうまで人がたーくさん。この日一番の集客は間違いなく彼らでしょう。前の方もめちゃめちゃもりあがってるし。(おそらくあのなかにマサシが・・・)Gu.&Vo.の人は意外に器用な上、アヴァンギャルドなかんじがしてかっこよかったなあ。(曲中とMCの調子のギャップはすこしうけたけど)本編最後には、浪人時代を思い出す、あの曲もやっててあがりました。

The Cure
ほんとはYo La Tengo行こうかと思っていたんだけど、疲労が想像以上で、しかもヘヴンが遠いのでグリーンにとどまりました。ほぼ知識がないですが、かなり有名なバンドらしい。昔はやせててかっこよかったんだろうと思われますVo.の人なんですが、ぶくぶく太って、さらに口紅だから、ちょっと大画面で見たくない感じでした・・・。ま、結局疲れて結構寝てました。ごめんなさい。

というとこで、テントに帰還。おれはとっとと寝てしまいました。

翌日。また快晴。駅までオレをおくってくれるということで、一端下山。途中風呂に入り、さっぱり。しかし、ここもフジロッカーがいっぱいで、ちょっと遅かったらやばかった・・・。

という感じで越後湯沢駅に到着。オレのFRF07はここまで。見れないバンドとかあったけど、やっぱりフジロック最高だったのは間違いなく、あそこはまぎれもない天国でした。来年、就職してからいけたらほんとにいいなぁとおもいます。毎年同窓会がてら、こういうイベントに参加するのも、また一興でしょう。

ということで、おつかれさま!また来年!

Saturday, July 21, 2007

envy...?

7月も後半ですねぇ。いやはや、早い早い・・・。

ところで、資生堂のマキアージュって化粧品のTV-CMにenvyの曲が使われてます・・・。化粧品なんかこれっぽっちも興味ないけど、これenvyだよな?どうしちゃったんだ・・・一体!? 気になる方コチラです。

Monday, July 16, 2007

earthquake!

今日は大きな地震がありました。テレビはこの新潟県中越沖地震と名付けられた地震のニュースで持ちきりで、時間が経つにつれ被害も増えるばかり。長野市ではそこまで大きな揺れでなかったように思ったんだけど(たしか5弱だったけどそんなにゆれたか?)、わりと近くの飯綱では被害が出てるみたいです。余震も何回か感じております。(これを書いてるときにも余震が・・・)

大きい地震があるといつも、「とうとうきたか!?」と思ってしまいます。”とうとう”というのは、東海地震のことで、静岡で生まれ育った性といいますかね。東海地震がくると言われて何年たつのでしょうか?周りで大きい地震が起きてるのに、まだこないですね。

なんにせよ、日本に地震がなかったらどんなにいいかと、こういう地震があるたびに思ってしまいます。

Sunday, July 15, 2007

today is the day (32 is back!!)

はい、おつかれ。本日はいろいろありましたよ。

午前中は建築学会北陸支部学会。意外にパワポづくりに時間かかって、朝もちょこちょこいじってたんですが、まあ、発表自体は適当に終わらせました。予定通り。卒業した中尾さんもきてたんだけど、あの人の修士設計はやっぱりすごいなぁ。そりゃ賞取りますよ。

午後は善光寺あたりまで行ってきた。善光寺本堂300年祭の一貫ということで、本日屋台巡行やってましてね。おれもいくつか屋台の調査したんで見てきました。台風が接近してて、天気が心配されましたが、なんとかもったみたいで、なにより。中央通りは駅前から封鎖して、歩行者天国になってて、結構人もきておりました。途中何台かの屋台がとまってて、踊りを披露したりしてました。上の方(善光寺のあたり)までくると、まだ屋台引っ張ってまして、なかなかおもしろかった。調査してたみなさまおつかれさん。

夜はミツが我が家を(諸事情によりw)ほんのすこし訪問。ひさしぶりだなぁ。今日は車できたらしい。写真は疲れてそうですが、実際疲れたといってました。仕事も大変みたいだし。
しかーし!しかしですよ!忙しくても、やることはやっている漢の姿がそこにはありました。おれもミツの半分でいいから見習ってがんばってやりたいものです。こんどはゆっくり会いたいものです。

Sunday, July 08, 2007

presentation!

プレゼンといっても、全くもっておれのじゃなく、4年の製図第5のプレゼン。昨日は半日それ見て潰してやりました。最優秀賞はうちの研究室のやつで、それはそれですばらしかったんですが、全体として、ちょっとインパクトに欠けましたかね。おれの時のことを考えれば、あいつらのこといえないんですが、図面の完成度がちょっとな・・・、ってかんじ。去年くらいから、模型が凄いことになってるだけに(あくまでおれらの時と比べてですが)その辺が残念。

あとは、コンセプトだったり、プランの部分で、批判がガシガシとびかっててちょっとかわいそうなくらいだったなぁ。(むしろ笑っちゃうくらいだった・・・。)ゲストクリティークが日建の人で、社会性とかリアリティとか、その辺に話が終始しちゃってた部分もあんだけど、もうちょっと優しい言葉投げてやってくれよぉ。寝る間も惜しんで一応やってるんだからさー。ま、ゲストやら非常勤の先生方もそれ通ってきてるからもちろんわかったうえでいってるんだろうけどね。

でも図面のでき以上に特にコンセプトあたりを批判されてたものに関しては、「今を見る」ことができてないんだろうし、「敷地を読む」ことができていないのかもしれない。4年のときにみえてなかったものが、今やっと少しだけ見えてるのかもしれないなぁ。きっとあいつらにも、言われたことがわかる日が来るに違いない!がんばれ坂牛チルドレン!!

といってる間に、今週末はおれがプレゼンやんなきゃなんねーよ。憂鬱・・・。


はい。先日来日してた、&recordの2アーティスト!

Lymbyc Systym/love your abuser
ぅおいおいぅおーーいぃっ!きてるぜー!こいつはぁーーっ!兄弟2人によるインストポストロッキンバンドです。MumやFridgeなんかにも通じそうなドリーミンで 優しい手触りの中に、知的な音世界がひろがってますわよ!そして全編に響き渡るローズピアノと、適度なエレクトロニカさがきもちよすぎです。そうそう、 聞きたかったのよ、こういう音。Special Othersみたいなジャムっぽい感じも好印象で(特に前のepを収録したボートラはそういう感じが強い。逆にエレクトロニカ感が少ない。)、ライヴも相当凄いらしい。とにかくこのへん好きな人にとっては問答無用でしょう。これからの成長にも期待したいです。ライヴいっときゃよかったぁ・・・。


Boy In Static/violet
コチラは、囁くような歌声が印象的なチェンさんの1人ユニット。her space holidayからかわいさを引いて切なさを足したらこんな感じ?生音多めで若干エレクトロニカぎみのインディサウンドといったかんじですが、ストリングスや鍵盤ハーモニカ(かな?アコーディオン?よくわからんがその辺の音)なんかが多用されててかなりいい感じの音づくり。それにしてもとってもやさしーわぁ。全然夏っぽくないけど、涼しい長野の夏の夜なら全然いけますです。雨の日もいいですかね。決して 派手なメロディや音じゃないんだけど、とっても繊細でじわじわきますね。ここんとこ激情系の音が多かったから、なおさらいいなぁ。これまたすばらしい!

Saturday, July 07, 2007

sleepy days like stormy days

一昨日は建築学会のコンペの提出でした。3人でやってて、お題は「人口減少時代のマイタウンの再生」。視点、造形ともにある程度独自の方向性は打ち出せたかとは思います。どんな評価を受けるかわかりませんが、まあ、とりあえず出せて良かった。

で、昨日。寝不足のまま東京いってたんですが、そっくりさんに出会いました。びっくりだわぁ。身長はおれより5cmくらい高くて、髪もおれの長いときくらいあるけど、顔が、とくに横顔がめちゃめちゃ似てるよ!おい!なんだこりゃ!?おれめっちゃ凝視しちゃったよ。ミツから「いま東京にいる?」って電話かかってきたときのことを思い出しました。

そんなことあって、また六本木界隈に行ってきた。めあてはギャラ間でやってる「アルヴァロ・シザ展」と、国立新美術館でやってる「SKIN+BONES 1980年代以降の建築とファッション」っていう展示。

まずはシザ展へ。建築小僧どもで結構混んでる。数点の図面と木製の模型、スケッチ、インタビュー&作品の映像展示なんかからなってて、特にインタビューは結構おもしろかった。グローバリゼーションについてのシザの意見は、前日までやってたコンペにもかかわる部分で興味深かったし、「とにかく多くの仕事をしろ!」っていう彼の姿勢も、就活のなかで重要だと感じた部分だった。このおっさん年いくつなんだろ?まだまだ現役でやりそうですね。

SKIN+BONESは想像以上にファッション系の方が多くて、美術館側の思惑とは裏腹にどっちもフラットに見てる(見れてる)人はあんまりいなかったように思いましたが(実際、おれも建築よりでみてしまった・・・。しょうがないけど。)、展示自体はおもしろかったです。本来両者が持っているシェルターとしての共通性、近年の両者の接近と融合か。近年のディスプレイ系の建築や装飾の盛り上がりを考えれば、当然といえば当然?ただそういう表層(SKIN)だけの話だけじゃなくて、両者が共有してるのはもっと多くの部分。構造(BONES)あるいはヴォリュームの概念、構築・脱構築あたりの時代性にもちょっと感心してしましました。もう1回ファッション中心にみてみてもおもしろいかなと思いました。時間あればですけどね。考えてみれば、ファッションのコレクションなんかも、服だけじゃなくて、音楽、空間を含めた総合的なアートの様相ありますし、これは建築とまるかぶりなとこですよね。ファッション通信って番組あるけど結構好きだったりね。ま、そんな感じ。

以上、眠気と戦った数日間の記録でした。おつかれ。

Saturday, June 30, 2007

belief to live

ちょっと夜更かしがたたって、寝坊してしまいました・・・。まずい!まずいぞ、おれ!まあ、しょうがない。

ところで、「所さんの世田谷ベース」っていう番組ご存知?おそらく、BSフジの番組だから知らない人が多いでしょう。簡単にいうと、非常にぐだぐだした番組です。ですが、面白いです。毎回、ほぼ所さんの趣味の話やら車やらの話でぐだぐだはじまって、そのままおわります・・・。こんなんでいいの!?って毎回つっこみたくなります。所さんみたいな生き方にあこがれる人はいっぱいいるんでしょうけど、あそこまで徹底できる人はいないだろうなーと思ってしまいます。

ただ、自由にかっこよく生きてる人(生きてそうに見える人かもしれない)って、それなりのものをしょってるはずで。なんらかのリスクを理解した上で、いや理解しているからこそ、なんでも一生懸命楽しめるんだろうなと思うわけです。多分重要なのは「信念」ってやつです。「花の慶次」の前田慶次だって、死と隣り合わせでも、おのれの信念ってものにしたがってるから、何でも楽しいんです、きっと。

Friday, June 22, 2007

to say so long

長年つきあった私の脂肪達にわかれをつげるために、一昨日あたりとうとうキャンプインしました。いわゆるビリー隊長のとこへ。そうです。Billy's Boot Campです。隊長来日のニュースを横目に、わたしはコンバットキックをかましてました。昨日は昨日で、「とくダネ!」に隊長が出てきちゃったもんだから、朝からちょっと運動する羽目に。
これまじできつい。話は聞いてたけど、実際きつい。おかげさまで腹筋を中心にけっこう筋肉痛です・・・。久しぶりに運動した人では、おそらく基礎編でさえ完遂できません。それぐらいきついです。

考えてみると、中学、高校は筋肉痛、あるいは筋肉疲労がない状態がなかったわけ。オレの場合はバレーやってて、アキレス腱が弱めで、右膝も悪かったし、左の足首も痛かったし、加えて各所の疲労と筋肉痛だから、高校生って相当元気だよなぁ。そんなこと考えながら、筋肉痛だけど、意外に楽しめてます。

さぁ、CDレビュー。

Naht/In The Beta City
ついにでました!大好きなNahtの3rdアルバムでございます。3ピースになって活動再開後は、かなり音楽性に変化が見られましたが、この作品ではさらにそれがすすんでます。全体としてかなりダンサボーなサウンドですね。このダンサボーさもまた独特で、Q and not Uともまた違う感じ。いわゆるemoっぽさはないと言っても良いくらいで、はねた感じのリズムに前作以上にベースが全面に来てて、もはやファンキーです。それでもNahtたらしめてるのは、やっぱりSeiki氏の声とメロディによるところでしょうか。前作までの疾走感や切なさがあふれた曲はほぼなく、その辺はさすがにちょっとさみしいですが、何度も聴いていると、不思議とNahtらしいと思わされる一品です。常に時代の一歩先を歩いてきたこのバンドが描いた今と未来をご体験ください。

Friday, June 15, 2007

reality lost

コンペをやっているせいか、最近「リアリティ」って言葉がよく飛び交ってます。なんだ?リアリティって?そんな感じです。実際建築のコンペってそこが最後に生きてくるんだろうけど・・・。まあ、日々堂々巡りしながらも、ちょっとずつは進んでるんだろうと信じたい。

さて、CDの紹介でも。

Yage/anders leben!?
ドイツの激情バンドyageの3枚目のアルバム。envyのレーベルsonzaiからもリリースがあるようで、その辺の音が好きな人はストライクだとは思うのですが、envyとはだいぶ趣が違います。絶叫はそこまで多くなくて、おれの知ってる範囲だと、on the might of princesあたりに近いといえば近いかな?つまり、OTMOP好きのおれは一発で気に入りました。時折post rockな感じを振りまきながらも、ほとばしる感情!切なさがあふれてます!ぅぅうあああぁぁぁぁっー!すばらしいぜぇぇー!これぞemoです。

Cap'n Jazz/analphabetapolotholo
STMのセールにのっかりまして、いまさら買いました。2枚組のディスコグラフィー。ですが・・・、いいよこれ!言わずとしれた若き日のシカゴオールスターズによるこのバンド。これをつくったの二十歳前の若造達だって!?この絶妙なへたれ感、いいわぁ。全編ちょー蒼いんですけどーっ!キンセラ兄のよれよれ感はこのころからかわってないし。のちの彼のバンドよりシンプルで、実験性が少ない分、耳なじみがいいし、この爽快感は夏にぴったり。ドライヴにでも行きたくなります。

Thursday, May 31, 2007

a life of creativity

朝っぱらから、足の親指の爪を割ってしまいました。激痛で寝ぼけてたのが一発で醒めました。しばらく激しい運動はできそうにないです・・・。

さて、今日は森美術館でやってる、ル・コルビュジェ展「建築とアート、その創造の軌跡」みてきました。
六本木ヒルズいったのはかなり久しぶりでして、しかも、はじめて昼間行きました。さっそく展示のほうなんですが、結構充実してまして、彼の絵画、建築模型、図面、椅子、映像、そして実物大のユニテ・ダビテシオンの一室とカバノンの再現模型(でいいのかな?)なんかがありました。あと彼のアトリエもありましたね。その他もろもろ盛りだくさんで、結構おもしろかったです。堪能しすぎて、あやうく帰りのバスに乗り遅れるとこでした・・・。

実は西洋美術館にいまだ入ったことがないので(泣)、彼の建築はサヴォア邸と、ラロッシュ・ジャンヌレ邸しか行ったことないんですが、模型とか映像とかみてると、あのときの感動がよみがえるようでした。今年はコルビュジェ生誕120周年だそうで、ほかにもなんかイベントがあるかもしんないね。 とりあえず、ラトゥーレットとロンシャンにいってみたいです。

Wednesday, May 30, 2007

rainsong for our depression

雨。
すこし寒い一日でした。

ところで、Fuji Rock Festival ’07にmae、Boom Boom Satellitesなんかが新たに決定のようです。それからMarsVoltaのオマーさんも。だいぶ出揃ってきたね。すでにきまってた、toe、Alubum Leafも絶対はずせないですし、見たいバンド多数。上がってきました!開催まで残り2ヶ月!!
さて一方で、今年もサイクルスポーツセンターで行われる、Metamorphoseのメンツが予想外に熱かったりする。Sound Tribe Sector 9、ROVO、Tristeza、Special Othersとバンド系がいいとこそろってることに今日気づきました。メタモは完璧アウェーだと思ってたけど、意外にそうでもないのかね?(聴くもんが変わってきてるから?)実家のとなりの伊豆市だし(修善寺のほうがいまだにしっくりくる)、ちょっとそそられるな・・・。

では、久しぶりにCDレビューしてみます。だいぶ間が開きまして、いろいろ買ってますが、とりあえずこの2つ。

hopesfall/magnetic north
賛否両論(というかほぼ否)巻き起こした"A-types"に続く、hopesfallの新作。なんでも、今作は意外と悪くないという噂。で、聴いてみました。確実に前作の延長線上にあるんだけど、たしかに意外に悪くないのよね、これが。むしろ意外にいい。最近結構聴いてます。前作よりも若干発狂気味のVo.に若干スペーシーさを取り戻したギターや雰囲気が、hopesfallらしさを感じさせます。とくに#10#11の流れはハイライトでしょう。・・・が、超傑作"no wings to speak of..."や"Satellite Years"のころとはやっぱり別のバンドなんですよねぇ。で、気になって"no wings~"のころのメンバーと比べてみたら、ギターが一人残っているだけだってさ・・・。ということですが、意外にかっこいいので、聴く価値ありです。hardcoreがダメな人にもきっと聴きやすいですし、おすすめ。

appleseed cast/mare vitalis
待望の来日公演をスルーしてしまったことが悔やまれるappleseed castの2ndで2001年の作品。mineral直系の1st、よりポストロックに接近しemoの名盤と誉れ高き3rdにはさまれて、なんか影の薄い印象で(ジャケもあんまパッとしないでしょ?)、これだけもってなかったんですが、やっと買いました。しかし!しかしですよ。聴いて驚きました。すげーいいじゃん、これ!ほんと1stと3rdの間を行くような作風で、ちょっとらしくない雰囲気の#2#3(どちらもキラーチューン)や、随所にみられる中途半端なポストロッキンな感じも、ちっとも悪くない。なんたってメロディがいいし、浮遊感のあるギターもシンプルだけどカッコいい。emo好きな方はもちろん、ギターロックとか、パワポとか好きな方もきっと気に入るはずです。機会があれば是非!

Wednesday, May 23, 2007

scenery

先日、久しぶりに伊豆箱根鉄道にのりました。で、写真は最近柴咲コウも撮影に訪れたという、原木駅のホーム。実は意外に撮影スポットだったりするようです。実家から徒歩5分のこの駅。あたりにはほぼなんにもない無人駅ですが、その辺がいいらしい。小さい頃からあたりまえの風景なんで、オレにはよくわかりませんが、はじめてみたかた、この駅映画に出てきそう?

さて、話はかわりまして、20日は久しぶりにライヴいってきました。Eskju Divineっていうスウェーデンのバンドが、なんと長野まできてくれましてね、楽しんできました。客の入りは8割ほどでしょうか?ま、Jにしては結構入ってました。このバンドギターレスで、ピアノ、ベース、ドラムの3ピースなんですが、音も厚くて3人でやってるとは思えませんでした。ドラマティックな曲にきれいなピアノとファルセットを多用したヴォーカルが気持ちよく、ちらほら北欧の空が見えました・・・。もう夏だけど、livehouse Jのなか限定で雪の結晶が見えました。また、ベースの方がよくてですね、歪ませた音を駆使しつつ、コーラスもばっちりで、かっちょよかったな。つまるところですね、とってよかったです。以上レポでした。

Saturday, May 19, 2007

endless way...

ハロウ。長い就活のトンネルを抜け出せないまま、もう5月もなかば。今さらあらたに説明会とか行ってみたりするも・・・ねぇ。

さて、気を取り直して、藤森照信展見てきました。東京オペラシティでやってる、「藤森建築と路上観察」。ヴェネチアビエンナーレ建築展帰国展です。で、さっそく感想ですが、結構おもしろかったです。建築の仕上げの展示からはじまって、あの雑誌でみた模型(?)とか、ナウシカな都市計画とか・・・。まったくもって変な人ですね。あと、卒業設計の図面(実物。れいの橋のやつ。)も結構見ごたえありました。
やっぱりさ、歴史あるいは古い技術を勉強してもさ、それをもとにあたらしいものつくりらなきゃ、意味ないよねぇ。彼は変人だけどさ、意識してるかしらないけどさ、そういう部分を実践しようとしててさ、それってさ、すごい重要だよ。古いものをただ焼き増しするのも意味がない。おれが興味あるのは、歴史から得られる知見をいかに読み解いて、それらを再構築して、いかにあたらしい提案ができるかという点に尽きるようですね。どうやら。(まえからおもってたけど)と、それをふまえて藤森さんはすごいとおもいました。長野には、藤森さんの建築いろいろあるのにみれてないな。今度見に行くとしよう。

Friday, May 11, 2007

babel

話題の映画、「バベル」みてきました。何年かぶりに映画館に行きました。映画って、いいものですね。というか、作品がよかったようです。素直におもしろかった。詳しくは書きませんけどね。(言葉にするとチープになりそうだし)脚本も、役者もとてもよかった。なんか久しぶりに映画熱が上がってきました。これからは木曜のメンズデーあたりを有効活用いたしましょうか。

とりあえず、これからこの作品をみるかたへ。想像以上に考えさせられること多いとおもいますので、心してみてください。では、みなさまぜひ。

Saturday, May 05, 2007

holiday and holiday

 みなさまひさしぶり。まだまだ、就活が終わりません。残りはマジでうちの研究室くらいしか残ってません・・・。ま、とりあえずこの連休はゆっくりしてます。

 で、まずその第一弾として5/2は、上野の東京国立博物館行ってきた。というか、就活で上野にいたのでついでに行ってきた。今やってるのは、レオナルド・ダ・ヴィンチ展。夕方にいったからか、連休のなかでも一応平日だからか、そこまでの大混雑という感じではなかったけど、やはり、それなりに人はいました。そんななか、うわさの「受胎告知」見てきました。薄暗いどころか、かなり暗い館内にぽつんと一点、飾られてましたが・・・。この手の宗教画ってどうもよくわかりませんね。スペインいったときもそんな感じでしたが、今回も、あまり成長のない様子のオレでした。キリスト教徒なら、この場面のすばらしさとか直感的にわかるの?技術的な面はわかるんだけどね。その他の展示は、ダ・ヴィンチの足跡をたどるような感じで、彼の手によるものはほぼなかったはずで。ま、それなりには楽しめました。


 5/3は建築巡り。マサキ、トモキ、タクミと4人で、群馬の辺りまでドライヴがてら行ってきました。

 まずは、ヨコミゾマコトの富弘美術館。丸い平面の連続でできてる、れいのやつです。ロケーション抜群で、外観からはほぼ丸さを感じさせませんが、中にはいると非常に丸いです。結構山のなかだけど、人もかなり来てました。で、これに入ったときの感覚は、オレの場合「違和感」や「気持ち悪さ」。他のメンバーはそうでもないようでしたが、オレの場合、平衡感覚が奪われるような、なんとも変な感覚でした。部屋の向こうまでつながって見えるんだけど、なんだか、そのつながってる部分が鏡というか、映し出された映像みたいに、オレには見えて、こんな空間味わったことなかったなという感じでした。○ごとにいろいろな質感の空間になっててバラエティ豊か。丸い壁に飾られた作品も、それほど見にくいという感じでもなかったかな。ヨコミゾさんがどこまでねらってるのかわかんないんだけど、結果的に生まれたものは、なかなかおもしろいものだったようです。

 次が、SANAAの鬼石多目的ホール。こんなとこに雑誌で見たあれが?と思わずにはいられないような田舎に出現した、ガラス張りの施設。ガラスは非常に透明度があって、向こうまで透けて見えます。平面のグニャグニャした感じも、その感じを強調していました。瞬間ごとの美しさもあいまってなかなかの建物です。が、いかんせん、施工の荒さと、内部の質感の安っぽさが、結構目に付きます。天井はベニヤらしき板だし、ホールや体育館の壁も、なんか安そうです。ホール、体育館天井の集成材の梁らしきものは、至る所ですこし浮いてて、構造的に力を発揮しているのか疑問。ま、なくても持つようになってるんでしょうね。富弘が金かかってる感がかなり強かったので、このギャップはかなり大きくかんじました。そして、なにより中が熱い!今の時期これだから、夏はどうなっちゃうんでしょう?

 最後は、若手のホープ中村拓志のギャラリー桜の木。軽井沢です。ついこの間、「情熱大陸」で彼の最新の仕事として紹介されてた一品。決して大きくはありませんで、木造です。しかし、構造的な部分があまり感じられず、どうやってもってるのかいまいちわかりません。柱はないし、間仕切りの壁は結構薄いし。どうやら、外壁の部分に隠れていた模様。部屋は一つ一つがわりと小さくできてますが、高さがあるので、そこまで圧迫感はないかな?売りの横方向の”吹き抜け”(テレビではこう説明してた)は通り側からみると、レイヤー状にアーチが重なって見えます。それぞれの部屋の質感が変えてあるのははやりなんでしょうか?小さいんだけど、窓の収まりとか、細かい部分の仕事にはやはり建築家の仕事が感じられました。

 ということで、一日で3つの建築見てきましたが、写真と実物はやっぱりちがうんだよなー。とくに今回のはそう感じる部分がおおきかったです。すっかり元気になったので、就活がんばります。