Monday, December 31, 2007

last days of 2007







2007年の最後の日々は、ミツの長野入りからはじまりました。29日、4時半くらいにミツが長野に到着。オレ、マサキ、トモキ、マサシそしてミツの5人で、たしか6時くらいからはやくも飲み会が始まりまして、近況報告などなど語り合いました。社会人らしい(!?)生活に驚きながら、禁断の通りを通り抜けて、ボーリングへ。ミツ君が好調で、オレは全然だめでした。

30日は朝からマサシのホームゲレンデ妙高杉ノ原へ。天気が悪く(というかかなり吹雪いてて)、雪質も最悪。でもがんばって滑りました。年末のせいで結構混んでて、リフトの待ち時間というのも正直長かったけど、おかげで疲労度はそこまででもなくて助かりました。3時半くらいにはあがって、焼き肉→温泉コース。おつかれさまでした。

31日は朝から外がすごいことに。カーテンあけたら真っ白でした。ミツをマサキのところでひろって、バス停にお届け。ミツとはここでおわかれしました。オレはマサキと一緒に帰ることに。長野、諏訪のあたりはまだ雪でしたが、甲府あたりまでくると、天気はかなり回復して、甲斐善光寺によっていくことに。オレは前にいったのですが、マサキの研究もあるのでいってみました。甲府では急遽アヤに連絡、昼飯をたべました。アヤもおひさしぶりでした。大学時代のあのカーキのジャケットが懐かしかったです。

ということで、2007年は終わっていきました。みなさまおつかれさまでした。

Friday, December 28, 2007

oblivion dust

Luna Seaが一夜限りの再結成してたけど、その前にoblivion dustが再結成していた模様。たまたま昼まで家にいたら、BS Fujiでライヴやってました。で、CDがききたくなってCDを引っ張り出してみました。みなさまこのバンド知ってますか?hide with spread beaverにGt.の人が参加してたりするんですが。音の方も後期のhideの系統で考えれば捉えやすいです。簡単に言えばヘヴィかつメロディアスで若干の打ち込み有りといった感じ。バンド解散後、Gt.の人は無名時代の土屋アンナとユニットやってたり、Vo.はLuna SeaのINORANとバンドやったりしてたはず。わたくしはなんといっても、リンプがテーマ曲をやってたM:I2のサントラの国内盤に入ってる「S.O.S.」って曲が大好きでして、けっこうよく聴いてました(サントラ自体も相当聴いた)。一応邦楽なんだけど、Vo.がハーフでほとんどの曲が英詩だし、クオリティも高くて、洋楽っていっても通じそうな感じでした。

たしか高3だったとおもいますが、当時は(特にUSでは)へヴィロック、ニューメタル全盛期でした。一方、日本の田舎高校ではメロコア・スカコア・ミクスチャーとかその辺と、DragonAsh以降の“hiphopらしきもの”がはやってたような気がします。その辺も人並みには聴いたけど、おれはわりとヘヴィな音楽を好んで聴いてたような気がしますね。レイジとかマンソンとかリンプとかデフトーンズとか・・・。

ま、そんなことを思い出しました。実際今OD聴いてみると、“まっとうな当時の音”なんですが、普通にかっこいいんでびっくりしました。

Tuesday, December 25, 2007

One Night Dejavu

しまったぁー!Luna Seaの一夜限りの再結成ライヴ、BS-hiでやってるの忘れてて、途中から見る羽目になっちゃったよー!ビデオも録ろうと思ってたのに、すっかり忘れてた!おれが気づいたらもう中盤だったよー。ショック。ちょうど、Ra-Se-Nが始まるところでさー、やっちまったよー。ま、1/1にもBS-2でやるからよしとするか。

にしても、普通にかっこよかった。テレビの前で興奮しっぱなし。つーか、我ながらすごいことに歌詞カードなしでほとんど完璧に歌ってたしね。おかげでテレビの音がきこえないこともしばしば・・・。もちろん、RYUICHIの歌い方が昔と違うとかあるけどさ、もうそれは別の次元かなと思いました。なんだかんだで、5人いればLuna Seaなんだなと。そういう奇跡的な結びつきでこのバンドはできてるんだなと。

7年ぶりの再結成、おれがホントによく聴いてた時期からすると10年くらい経ったのかな。いつまでたっても色あせないものってあるもんですね。

Monday, December 24, 2007

ride the snow!!

金曜のゼミの壁を乗り越え、マサシのさそいで今シーズン初のゲレンデへ。場所はマサシのホームこと妙高杉ノ原。ちなみにマサシはシーズン券を購入、前日も一人でいったらしい。なんてアグレッシヴなやつなんでしょう・・・。肝心の雪の方ですが、滑る分には心配ないくらいはありました。ただ、雪質に関しては、天気の関係もあって、午後はかなり重い感じでしたね。パウダーとはほど遠い状態ではありました。天気の方ですが、朝の段階ではあんまり芳しくなかったんですが、ゴンドラで上まで行くと、眼下に雲海が広がり、そこに朝の光が輝いてて、かなり神秘的な光景がひろがってました。時間が経つにつれて天気も回復。むしろ暑いくらいの陽気の中、がんばって滑りました。こんなに汗かくこともそうそうないでしょうってくらい。いつもよりだいぶ早めの2時半くらいには切り上げて、長野に帰りました。

帰ってきて温泉、マサキと合流し、しゃぶしゃぶを食し、疲れ果ててとっとと寝ました。おつかれさまでした。来週はミツ君くるので、それも楽しみであります。

Sunday, December 23, 2007

black-out or white-out

金曜日は数ヶ月ぶりのゼミでした。研究室一同(特に4年とM2)、死を覚悟しながら、それでもなんとかしようと1週間がんばりました。早朝から雪も降りだしたようで、朝には真っ白な世界が広がってました。

で、肝心のゼミなんですが・・・、いまだかつてない展開が待ち受けていました。朝9時からのゼミだというのに、T教授がこんなに機嫌がいいことあったでしょうか?いやない!断じてない!殺されるどころか、あまりにもあっけなくわれわれの修論の話はスルーされました。あげく、「今年は意外に充実してるね」とかいいだす始末。どんだけ研究してねーと思われてたんでしょう?ま、他の研究室からしたら実際してませんけどね。それでも、卒業への道に希望の光が若干差し込んできたのはたしか。がんばりましょう。

Wednesday, December 12, 2007

snow, again

ということで、またまた降ってきたよ。さっきまで雨だと思ってたら、ちらほら固形物が混じりはじめ、とうとう雪になりました。こりゃ11月以来のまとまった雪になりそうだな。明日の朝が楽しみ。

カーテンを開けた瞬間の真っ白な世界っていうのは、いつみてもすばらしい。なかなかの見物だと思うよ、実際。でも、美しいのは一瞬なんだな、これが。あっという間に雪は汚くなっちゃうからね。足跡とか、タイヤの跡とかでね。だから一瞬の出来事なんだな。そしてその刹那さがまた美しいんだな。

Thursday, December 06, 2007

The Return

BSジャパンで、「父、帰る」っていうロシア映画がやってました。アンドレイ・ズビャギンツェフ監督の2003年の作品。後で調べたらこの年のヴェネツィア国際映画祭金獅子賞と新人監督賞をとってるというかなりすごい作品らしい。へぇ。ちなみに、弟役の子がハーレイ・ジョエル・オスメント(シックスセンスの子役)におどろくほどそっくり。(写真参照)兄役の子は撮影後、死んでしまったらしいです。
さて、ストーリーを簡単にいうと12年ぶりに帰ってきた父親と子供たちの小旅行の話です。ですが、ありがちなロードムービーとか簡単に思わないほうが身のため。非常に美しい風景(あるいは情景)に反するように、散りばめられたいくつかの伏線と危険な雰囲気(←多分に父親による)がこの映画に独特の緊張感を与えています。不器用ながらも父親らしくあろうとする父と、それに反発する弟のギクシャクさもなんともいえません。そして、見てる側を完璧に突き放すような結末・・・。な、なんだこれは!?とにかく未体験の余韻にさいなまれました。うまく言葉になりませんが、とりあえず、もう一度みてみたい作品。

Tuesday, December 04, 2007

the pulse recovered

昨日の夜なんですが、ワタクシの車、パルサーのエンジンをかけようと思ったときのこと。

・・・ん?・・・あれ?かかんねーぞ?それどころかいつもと違う音がしているではないか!?セルがまわってはいるんだけど、あきらかにおっそい。いつものかかりかたがが「カカカカ、ブオン」だとすると「かーーーかーーーかーーー」ぐらいでしかまわらん。ライトなんかはつくしバッテリーが上がったわけではない模様。電話で幼なじみの整備工に聞いたところ「バッテリーが弱ってるのではないか?」という。しばらく乗ってなかったならそれもあり得るそう。にいさんのエンジンブロー事件が頭をよぎったので、とりあえず翌朝(今日の朝)JAFを呼んでみることにした。

で、今日の朝。JAFのにいちゃんがきてくれまして、早速エンジンをかけてみようということに。バッテリーの電圧は大丈夫のようでしたが、バッテリーにコードをつないで、キーをまわしてみると・・・なんとエンジンかかりません!昨日の夜と同じじゃんか!やっべ!バッテリーじゃね〜のぉ?

とまあ、そんなことがありましたが、結果的にエンジンかかりました。かったるそうなセルをひたすらまわし続けるという、ちょっとおれには(またも廃レビンが頭をよぎり)真似できないことをしたところ、元気よくまわってくれました。どうやら、燃料吹き付けるあたりが、湿っててエンジンがかかりにくかったのではないかとのこと。なんにせよパルサー復活しました。よかったよかった。

Friday, November 30, 2007

broken social scene 

キター!3月にbroken social scene来日だって!あの夏の興奮と感動がよみがえります。修論のつらさもこのライヴがあると思えばがんばれそうな気がする・・・。それほど彼らのFRF'06でのライヴは鮮烈ですばらしかったのです。
「BSS?だれそれ?」と思っているそこのあなた!このバンド聴いたほうが身のためだ!そしてライヴにいかなきゃ死んでも死にきれん!ということでライヴ日程はコチラ。試聴はココココへ!

Tuesday, November 27, 2007

fireworks go up!

連休明け、みなさまいかがお過ごしですか?みなさま連休たのしくすごしたようで何より。おれはといえば、金曜の調査が雪の影響で無くなったものの特に何もせず、土曜は軽井沢までいって一日マジで不毛な時間をすごし、日曜もこれまた何もせずと、どうでもよい連休でしたね、はい。しいていえば、金曜のえびす講の花火を部屋から見てました。冬の空に花火っていうのも結構キライじゃない。ですが、ですがですよ、いかんせん寒すぎ。部屋から出る気にもならず。

で、月曜になって、論文やばいんじゃないか!?ということに気づいて今日に至っております。もっとはやく気づけよ!といわれそうですが、全く以てそのとおり。とりあえず9:00〜12:00研究生活をはじめようと思い立ったのであります・・・。がんばれ、おれ。めざせ卒業。

Tuesday, November 20, 2007

snow crystals tell me the season's come

ということで、天気予報通り長野は雪が降りました。月曜の朝日に反射してちらちら舞う雪の一粒、一粒が冬の本格的な到来を告げるようでした。平野に降った雪はあっという間に消えてなくなっちゃったけど、遠くに見える白馬の山はすでにだいぶ白いです。写真はわかりにくいですが、まだ紅葉の残る校舎ごしに見える白くなりだした飯綱あたりの山の風景from研究室。11月中という久しぶりに早い降雪に少々興奮しています。さあさあ、スノーシーズンまでもはや待ったなし!

Thursday, November 15, 2007

my footprints, your footprints

11/11やっと当ブログのヒット数が1000を突破いたしました。いつもみてくれてるみなさまありがとうございます!あんまりこのブログのことをまわりの人には言ってないので、1年半くらい(since2006.8.8)かかりましたね。

そもそも、このブログを始めたのは、某オレンジ色のSNSでちょっと手を広げすぎて、書きたいこと、言いたいことがうまく書けなくなったというところが大きかったのでした(サイト自体も大きくなりすぎてて、当初の紹介&会員制の隠れ家的な雰囲気はもはや失われていたし)。そんなときに、研究室のしがらみをこっそり抜け出して、初体験したばかりのFRF'06のことを日記として書き残しておきたいということで、それを期に始めたのがこのブログです。なので、当初の思惑通りといえばそのとおりで、のんびり1日1、2ヒットをコツコツ積み上げてきたわけですね、はい。ということで、これからもどうでもよいこと書いていきます。できれば末永くよろしくおねがいします。

それから、実写版のドラゴンボールがひどいことになりそうです。悟空、ピッコロ役の俳優にもつっこみたいですが、設定が衝撃的。ケンコバ風に「脚本家さん・・・、正気ですかっ!?」とつっこみたい。コチラをチェック。

Kulara/1997-2001 hue....................
「・・・クララがたったぁーっ!?ぅぅわぁぁぁぁっ!!」ということで、日本を代表するハードコアバンドkularaの全音源を収録したディスコグラフィー盤がついに登場!このバンドはもはや活動してなくて(どうやら最近、再結成ライヴを1度したみたい)、わたくしまったくリアルタイムで体験してないんですが、今聴いてもすごい。びっくりですよ、こりゃ。早すぎた天才集団とはよくいったもんです。初期の楽曲から終始怪しげで、スリリングな雰囲気をばらまき続けてます。そして、泣き叫ぶVo.が詩も含めてこれまたすごい。このバンド形容するにあたってはやっぱ「不穏」という言葉が一番しっくり来るかな?後期になると、アートっぽさが際だってきて、envyのようなある種のわかりやすさの対極にいるようにもみえてくる。予測不能なケイオティックな感情の渦に溺れること間違いなしの、2枚組全20曲だぁぁぁーっ!

Wednesday, November 07, 2007

might as well live

昨日はおそらく1年ぶりくらいの東京日帰り弾丸ツアーを決行しました!

午前10時すぎ、マサシと長野を出発。いつもと気分を変え、上信越道〜関越道をぬけて練馬というルートを選択。結果、中央道ルートよりかなりはやいことに今更になって気づきました。2時くらいには到着し、車を石神井公園駅のすぐ近くの駐車場(24時間最大1000円!)にとめました。この駅には快速もとまるのでかなりナイスチョイスだった。

で、幾分悩んだあげく、ライヴ前にマサキご推薦の東京都立現代美術館でやってる「space for your future展」に行くことに。木場っていうなかなか降りる機会のない駅でおり、木場公園を通り抜けて美術館に向かいました。行かれる方、この美術館、駅からわりと遠くて若干歩きます。で、肝心の展示の方ですが、想像以上に楽しめました。基本的に現代アートですが、何人か建築のかたも関わったりしてるし、空間がテーマになってるので、オレとしてはかなりすんなり見れました。コンベックスがアートになる瞬間にも驚きました。話題らしい、石上純也の作品は若干調子が悪かったらしく、(本来どんな状態なんだか知らんけど)結構、係の人ががちゃがちゃやってました(それはそれでおもしろかった)。
それと常設展のほうの生の奈良美智もよかったなぁ。アートも生の力が確実に存在してるように思いました。

5時もまわり外が真っ暗になった頃、渋谷に移動。Sweden Soundsの会場、Duo Music Exchangeへ。チケット買わないまま東京入りし当日券に期待しましたが、案の定当日券が買えて、3人めの戦士、ミツ・ヒラバヤシの到着を待ちました。スタート10分ほど前に合流し入場。このイベント、客の入りが若干心配されてたけど、想像以上に一杯でした。当日券もバシバシ売れてたしね。この会場、おれが行ったことのあるライヴハウスのなかでは圧倒的に音がいいように感じました。広さもちょうどいいぐあい。ミツのスーツ姿をつつきながら、ほぼ定時にスタート。

Pernilla Andersson
一癖あるコード感と力強いメロディで会場を魅了した彼女。ピアノもカッコよかった。
Maia Hirasawa
名前からみてもスウェーデン人と日本人のハーフらしい。どこかビョークに通づるようなヴォーカルが気持ちよかった。
Sahara Hotnights
ちょっと懐かしい感じのガールズバンド。この日一番ロックしてた。タイツみたいな衣装がなんか笑えた。

Last Days Of April
で、大本命のLDOA。まずおどろいたのが、ライヴが3ピースだったこと(どこかからキーボードの音が聞こえてた曲もあり)。キーボードや、サポートのギターなしで、一体どうなるのかとおもったら・・・、カールさんのりのり!はっきりいって前回の来日のときとは全く印象が違いました。選曲も3ピースを意識したものではありましたが、新作、旧作、ソロ、新曲まで交えて、申し分なし!"Aspirins and Alcohol"(燃えた!)や"Angel Youth"(我らが雪山のテーマ!)、アンコールラストで大好きな"At Your Most Beautiful"など、ハイライト満載。ライヴは50分くらいだったでしょうか?あっという間だったけどすごく良かった!やっぱこのバンド(メンバーはもはや一人だけど・・・)大好きです。

ライヴ終演後、ミツとラーメンを食し、近況を語らい、また近い再会を祈りながら池袋でわかれました。車を出したのがちょうど12時くらいだったかな?長野は3時前に到着。疲れたけど、アートにふれ、音楽に酔い、友達に会って、ほんと楽しくていい日でした。

Sunday, November 04, 2007

new ringtone

ひっさしぶりに携帯の着メロを変えてみた。その結果、

電話が鳴ると・・・
 ♪I will be Waiting till the last days of april♪
メールがくると・・・
 ♪うまくとどかないんだー、・・・その先はないんだー♪

っていう曲が流れるようになりました。前者はLast Days of Aprilの名曲、後者はtoeのこれまた名曲です。おかげで、とっても切なくてさみしい携帯になりました。我ながらなかなかの選曲です・・・。

Saturday, November 03, 2007

only my vogue, but also my sense

なんか急に寒くなりましたね。

おかげで、まえに半額で買ったホットココアがちょっとしたマイブームです。それから、クリスマスに限定で復活するらしいLuna Seaもマイブームで最近しょっちゅう聴いてます。ま、Luna Seaブームはオレのなかで、年に1回はきまして、中学くらいの懐かしさに浸るわけですが、今聴いても全然かっこいいと思えてしまいます。ということで、オレとLuna Seaについて。

当時オレは断然Luna Sea派でした。ギターを弾きたいと思ったのも、テレビに(たぶんMステあたりに)Luna Seaがでてて、興味を持ったからでした。そのころは小室プロデュースのJ-POPがまさに全盛期で、ロックなんてものは微塵も存在してなかったように思えました。B'zとかWANDSとかいたけど、少なくともそれらはオレにとってはポップスの範疇の音楽でしかなかった。そんななかLuna Seaにはそれらよりずっとロックでダークでアンダーグラウンドなものを感じてたように思います。実際はチャートに食い込むようなバンドでしたから、たぶん全然メジャーだったんだと思うけどね。2人の全く違う個性のギターのからみも大好きだったし、このバンドのギターや曲が結局オレの中では基準にある気がする。つまり、パワーコードよりオクターヴ奏法。速弾きよりアルペジオ。楽しさや喜びよりも切なさや悲しみなんだと思います。

あー、さむいなぁ。もう11月です。

Sunday, October 28, 2007

with a cold, without a cold

風邪をひきました。先々週くらいからかな?ゼンちゃんと温泉に行ったあとくらいから調子悪くて、先週も忙しかったもんですから、なかなか全快という感じにならなかったんだけど、やっと本調子という感じ。これも週末に行くはずだった調査をキャンセルさせてもらったおかげかな?風邪&寝不足気味のおれをみて、どうやら案じてくれたらしい。
で、今日、昨日と学校では光芒祭(←字あってる?)で、昨日とうってかわって快晴に恵まれた本日は、若干学園祭の様相を呈しているといっても過言ではない・・・。いや、ほんと若干だよ。ここは信大工学部ですからね。

ということで、ひさびさのCDだよ。

jimmy eat world/chase this light
JEWの新作。前作とうって変わって、かなり爽やかでポップ度高めな作風となってます。タイトルどおりのキラキラした光あふれる世界といった感じ(ただしClarityっぽいキラキラではない)。結構引き合いに出されてるみたいですが、たしかにBleed Americanの方向性に近い気はする。ただ、音づくりやメロディーなんかは前作の延長戦上といった感じかな?"Sweetness"以来と思われるオーオー系の曲もあったりして、全体的にライヴで盛り上がりそうな曲も多いです。元気が足りてないあなたにグッドメロディーを!

on the might of princes/the making of a conversation (re-issue)
わたくしが愛して止まない、OTMOPの1stの再発盤です。おれがこのバンドを知ったときには1stを手に入れる術はすでになく、幻と化していたんですが、今回やっとこさ買えました。(実は再発自体は結構前・・・)音は言わずもがなというかんじの、古き良きポストハードコア〜エモサウンド!ベリッシモだよ、これまたベリッシモいいよぉー!(非常によいの意)音はいかにもインディな感じなんだけど、そこかしこにこのバンド特有の熱さと優しさと切なさがあふれてるよー!ボートラで、2ndの曲の別ヴァージョンも入ってるんだけど、これも最高。是非。

tera melos/drugs to the dear youth
いつのまにかでてた、インストマスロックバンドの新作。前作がポップさと若干のオシャレ感と破天荒な展開を見事に融合させた衝撃の1枚でしたが、今作は前作がかわいいくらいにぶっ飛んでます!なんじゃこりゃぁー!?1、2回聴いたぐらいじゃ、はっきりいって、なんのこっちゃわからんことうけあいw ギターが2本から1本になったようですが、持ち味は全然減ってません。それどころか確実にmath度が高くなってます。計算高すぎて、常人にはどうやってあわせているか謎です。ライヴも衝撃的なので気になる方、コチラです。

Wednesday, October 17, 2007

Cloudy Day Real Estate

秋だっていうのに天気がスカっとしない。おかげで本日午前のお仕事、写真撮影に現在支障を来しております・・・。(昨日の昼間はまぁ、そこそこよかったけ ど、午後になるととたんに悪くなるしな)秋〜冬は基本的に晴れっていう地域で育った人間にとっては、長野の空っていうのはホントに理解できないことがあ る。特に冬は低い雲に覆われて気分までドヨーンとしてくる。

たぶん感性ってやつの一部はこういう部分で育まれるんだろう。例えば北欧のバンドは、往々にして寒々しく物悲しい空、風景を描くのが上手だ。沖縄の音楽は 緩やかで優しい(時に脳天気・・・)。じゃ、建築はどうか?SANAAが海外で評価される理由(国内でも?)のひとつが、日本人特有のミニマリズムだったりする。日本 人としてこの国に生まれ育ったからこそ持ち得た感覚で、これは何ものにも代え難いもの。おそらく、建築家や芸術家あらゆる表現者達は、こうした己の 感性にしたがった仕事(あるいは生活)をしていないと、おかしくなってしまうような人種なのです。ただし、おかしくなってしまう感覚を押し殺せる類の人達 がいないと世界は成り立たないわけで。押し殺すなら、いっそそこから離れるというのも手だというわけです。
・・・よくわかんなくなってきた。さっさと仕事しましょう。

よく晴れた日に、紅葉でも見にいきたいものです。

mono/The Sky Remains The Same As Ever
い まや世界で活躍中の日本のインストバンド、monoのライヴDVD。普通のライヴDVDとは若干趣が違いまして、客席側からステージを見た映像が極端に少 なく、逆にステージ上からアーティストあるいは客席を撮った映像がほとんどです。なので(?)音に酔ってるオーディエンスのシーンがとっても多いです。ラ イヴを見たことがない人も、問答無用でライヴがみたくなること間違いなし。ワタクシももちろんその一人。静と動の波、感情がほとばしるステージングは圧巻 で、ロードムービー的な全体の作りやオフショット映像も興味深いです。収録時間も2時間弱とてんこ盛り。興味ある人は是非!

Monday, October 08, 2007

it's a beautiful day







今年も行ってきました!朝霧JAM'07!!毎年ながらホントに楽しい2日間でした。

10/6
メンバーはオレ、クワノ、コウキ、アキラの4人・・・のはずでしたが、1週間前にアキラが急遽離脱。3人での参加となりました。昨年、一昨年の反省を活かし、はやめに朝霧に向かったはずでしたが、朝霧ジャマー恐るべし!ということで、着いたらすでに人がいっぱい。ですが、マサキとゼンちゃんのボランティア組にテントをはる場所を確保していただきまして、大変いい場所にテントを貼ることができました。感謝。

テントは苗場用に購入したものを使用。引き続きマサキ、ゼンちゃんに手伝ってもらって、テントはわりと素早くできました。軽く乾杯して、生ハムをおいしくいただきました。

メインのレインボーステージ前に移動。さっそく今年のマスコットのダイコンが行方不明に。それから、今年から導入のコールマンのイスをセッティングしました。なかなかいい位置を確保。2つしかないのでクワノ&コウキがだいぶ座ってました・・・。2人はイスから眺めるステージの味をしめた模様。1日目は、

Mad Caddies
The Mattson 2
The Pnuma Trio
Malajube
ハナレグミ
The Bays
The Cornelius Group

と堪能。この日は曇りで、2時くらいからすでに寒い。夜なんかマジで極寒・・・。富士山もなかなか見えませんでしたが、夕方にやっと顔を出してくれました。ポストロック通過型ジャズThe Mattson 2、人力エレクトロニカThe Pnuma Trio、カナダのサイケデリックバンドMalajubeがよかったです。どれも買いだな、こりゃ。

夜は今年からの試み、火を使うのコーナー。この日のメニューはおでん(レトルト)。いや、おいしかったよ。めちゃめちゃ寒かったので、だいぶ暖まった。夜はすばやく就寝。プーさんの寝袋が短くてかなり笑えた。

10/7
2日目はれいによって暑さで目覚めます。昨晩食べそびれた、ぎょうざをおでんのダシに投下。あさから水ぎょうざとしゃれこみました。その後今年からできた、Carnival Starっていうエリアに行ってみました。・・・遠っ!富士山はほんとよくみえました。が、遠っ!!2日目みたのは、

A Hundread Birds Orchestra
Kicell
中納良恵
Ozomatri
Soulive
Fridge
UA
Overground Acoustic Underground

途中テントの片付けもあり、中納良恵、Ozomatri、Souliveはちょっとしかみれなかったです。そんななか、予想以上によかったのがキセル。非常によかった。買いだな、こりゃ。みたかったFridgeもよかった。想像以上にロックでした。レインボーステージトリのOverground Acoustic Undergroundは、意外にも空いてました。というのも、シャトルバスにのるために、多くの人が列をなして並んでたから!一方われわれは、ラストに来てステージ前で楽しみました。で、3年目にして初めて最後までいました。そして、バスの長蛇の列を横目に、最後のステージの余韻に浸りながら駐車場まで歩きましたとさ・・・。

ということで、2日間堪能いたしました。来年の課題は、
・朝はさらにはやく!
・メンバーをもっと増やす!
・テーブルを用意!
・イスを人数分用意!
・BBQをやる!
以上5点です。おつかれした!また来年!!

Tuesday, October 02, 2007

home & family








土曜日に藤森照信+てくにしゃんず(信州大学建築有志)による、家づくりがおわりました。写真模型みたいだけど、本物です。6時間でつくるのはさすがに無理で前日からの作業。当日も時間いっぱいまでかかって、なんとか作り上げました。テレビにはどうやって映ってたのでしょう?それなりには見えてたのだろうか?テレビマジックで・・・。
この家づくりのテーマは「家族」でした。(番組のテーマでもある)それに対する回答としては正直十分ではなかったかもしれません。しかし、6時間という短時間で、素人ども+数名の大工でやったと思えば上出来でしょう。4畳半+1畳半(縁側)というサイズにしてはプランも想像以上に時間かかりましたが、それなりのものはできたでしょうか。ま、なんにせよ、非常にいい経験でした。もし来年もこの企画やってくれるなら、後輩どもはもっといいものを作ってくれるはずでしょう。そんなかんじ。おつかれさま。

Thursday, September 27, 2007

very very good news

ありがとう。ありがとう、みなさま。私の長かった就活がとうとう終わりました。無事地元の公務員試験に合格いたしました!ありがとう!

土曜に合格通知が届き、月曜に内定もらってた某メーカーに辞退の旨を電話で伝え、本日書面も郵送いたしまして、これにて、本当に就活終了です。

公務員試験については、正直一次のテストはまるでできなかったし(前々日にはFRF行ってたし・・・)、面接も若干(いや、かなりか?)失敗したと思うところがあったので、最終的に合格できたというのが信じられません・・・。いや、ほんとびっくりだよ。結果が出るのも10月中旬って聞いてたから、某社の内定式前に結果が出てくれてびっくりだったし、ほんと助かった。

ただし採用枠としては「建築」ではないので、実際これから建築から離れてしまうかもしれません。でも、大学で学んだこと忘れずに、地元のまちづくりに尽力したいと思っております。

オレを助け、合格を自分のことのように喜んでくれた友人達に感謝!

Monday, September 17, 2007

a man in new glasses

土日はとあるまちの祭りの調査兼飲みに明け暮れまして、連休はほぼ消えてしまいましたが・・・、気を取り直して今日は久々に松本までいってきました。というのもメガネをずっとかいたかったのです。しかし長野にはオシャレなメガネ屋が存在しませんでね。迷いまくってやっと決めましたのが、写真のニューメガネ。「泰八郎」です。当初、スクウェアな感じのメガネを買おうと思ってたんですが、完璧に方向転換。前と同系統の丸系になってしまいました。とはいえ、前のよりかなり高級で正直高い買い物でしたが、結構気に入ってます。やっぱ1、2万のとは質感や存在感が全然違いますのよ。しばらく大事に使うことにします。

Thursday, September 06, 2007

remember the reason of my angry

爪を研げ。

怒ることを忘れるな。
その理由を決して忘れるな。

都合のいい大人になんかなりたくないのだ。

まず、動け。思考しろ。
そして、笑え。


mae/Singularity
maeのメジャー移籍第1弾、通算3枚目のアルバムが到着です。先行試聴の曲を聴いたときは、「あれ?なんか変わっちゃった?」と思ったんだけど、アルバム通して聴いたらやっぱりmaeでした。ピアノが若干減って、アナログシンセっぽい音が増え、ロック色がさらに増した気がするけど全体としては前作の延長にありそうな音づくり。巷では前作のようなコンセプチュアルな世界観や、聴かせる曲を期待した人からの残念そうな声も聞こえてきますが、いやいや、これもかなりいいできですわよ!個人的には#6や#12あたりがツボ。「Singularity=特異点」というタイトルがなんかすごく象徴的で、今後の活動にも期待したいですね。

Fridge/the Sun

何年かぶりのFridgeの新作。今作は前作とは結構ちがいまして、意外にもシンプルでかなりギターがフィーチャーされてます。そのせいか、けっこうポストロックっぽいです。(もともとポストロックバンドですが・・・)とはいえ、持ち味は消えてませんで、ドリーミンかつノスタルジックな音世界はやはり健在です。なかなかにいいです。晴れた休みの日の午後とかにも結構いいです。朝霧JAMへの参戦が噂されてますが、是非とも来ていただきたいアーティストです。

kashiwa daisuke/program music I
ひさしぶりにタワレコにて、試聴 to 購入した一品。前作が坂本龍一に評価されて、界隈では有名な人らしいです。で、肝心の音の方ですが、world's end girlfriend系のエレクトロニカといった感じですかね。やはりkashiwaさんも非常にコンセプチャルな世界観をお好みのようで、シングルでもないのに、このCD2曲しかありません。(36分くらいの曲と26分くらいの曲・・・)#1は「銀河鉄道の夜」、#2は「走れメロス」をテーマにした曲で、どちらもピアノ、ヴァイオリン、ギターなどを散りばめながら、ノスタルジックに、そしてドラマティックに展開される組曲といった様相。そしてショートムービーのようでもあります。1曲が長いので、気軽に聴けないですけど、夜とか最高。夢の世界へ誘ってくれます。

Tuesday, August 28, 2007

avant-garde or yavan-garde?

日程的には結婚式の前日なんだけど、土曜日はひさびさに建築めぐってきました。今回はマサキと一緒に近いようで遠い、長野〜静岡ツアー。

まずは長野県飯田市にある、小笠原資料館。1999年、たぶん SANAAじゃなくて妹島和世単体の作品。重要文化財の旧小笠原書院のための資料館で、2つが同じ敷地内に建ってます。この書院建築と全くもって違う、現代的な建物が建てられたのは、どうやら小笠原家が妹島の親戚だかららしい。そんな裏話つきで、書院のほうをまずは受付のじいさんが説明してまわってくれます。書院のほうも結構おもしろいし、勉強になる。行かれる方は、両方見ることをおすすめします。で、資料館のほうは、若干波打つような平面というか立面+ピロティで、妹島らしくかなりシンプル。スロープを上って内部へ。裏側も緑が反射して結構きれいでした。入ると丸っこいイスと、書院の屋根がお出迎えしてくれます。座るとちょうどいいくらいの高さで、ガラスの模様がなくなってます。

かなりのロングドライヴを経て、静岡県浜松市天竜の秋野不矩美術館へ。藤森照信の作品。小高い丘に建ってるんだけど、その姿からしてどこかメルヘンです。西欧の城かなんかにも見えます。1Fは秋野不矩の常設展示室、2Fは市民ギャラリー。1Fの常設展示室は、くつを脱いであがります。奥の部屋は中央に吹き抜け(といったらよいのかわかりませんが・・・)があり、床は石になってて、この感触は新鮮。外とは違い、中はわりとすっきりしてて、日本の古民家的な感じもあります。

さらに、ねむの木子供美術館へ。2こあるらしく、まずあたらしい方へ。新しいほうはこれまた藤森照信。古い方は坂茂ですが、ここの受付嬢にきいたところ、どうやら古い方のは現在営業してないみたい。とりあえず、あたらしい方の中へ。と思ったら、のっけから外に出なきゃなりません。スロープをぐるっとのぼって2Fから入ります。こういうのははじめてでちょっとおどろきました。展示室は秋野不矩美術館と似てて、2部屋構成。ただし、こちらは奥の部屋がまるっこい(キノコの頭の部分)。壁、天井ともに白でつながってて、ちょっと錯覚おこしそうな感じですけど、なかなかおもしろい。教会みたいな感じもあってロンシャンなんかに通じそうな気もする。そして、展示してある作品もすばらしくよかった。

新しい方の美術館よりさらに奥にある古い方も見に行きました。やはりなかには入れそうもなく、そとからのぞき込む。とっても一面ガラス張りだから、わりとみれます。作品も結構そのまんまです。坂茂っぽい紙でできてそうな受付テーブルとか、屋根の構造とかも結構みえます。そこまで古くないので、なんにも使わないっていうのも、もったいない気はしますが、しょうがないのかな?

ということで、静岡まわりましたが、「静岡出身」とかいっといて、しらないことのがよっぽどおおいのでした。

Monday, August 27, 2007

happy happy wedding!!








昨日はヨシタカの結婚式でした!ということで、韮高バレー部のうちの代が超久しぶりに勢揃い!(写真は韮高勢揃いの図)いやー、ほんとしあわせそうでしたわよ。まさか、やつが一番最初に結婚するとは・・・。しかも、披露宴もラストにさしかかったところで、ヨシタカ君、ダルビッシュ化していたことを告白!おいおいおーい。どういうこっちゃー。先生!そりゃ教育上よくないんでないのー!?ま、そんなかんじで、すごくいい結婚式〜披露宴〜二次会でした。末永くおしあわせにっ!

Wednesday, August 15, 2007

wish upon a shooting star

お盆ですね。みなさまいかがおすごしですか?おれは12日の夕方くらいに実家に帰ってきて、かなりのんびりしております。

そんななか、昨日は地元のタカ、キヨ、タムと、カラオケにいってきた。なかでもタムにあったのは成人式以来じゃないかという、かなりの久しぶりさ。若干、いや結構丸くなってたw カラオケではここぞとばかりに、10年くらい前のあんな曲やこんな曲を、おしげもなく歌いまくり、そのたびにみんなで懐かしんでました。「この曲~を思い出すね」とか「このバンドすきだったよねー」とか終始そんな感じ。最後はおれがしめてやりました!(激熱唱)

カラオケに満足した一行は、流れ星をさがしに山の上へ。山の上はガスってて、結局途中で引き返したわけですが、さすがに男4人のっけたパルサーはしんどかった。なんちゃら流星群かどうかはわかりませんが、とりあえずいくつか流れ星を発見。タムははじめて流れ星をみたとかで、結構感動してた。田舎は星がよく見える。

ということで楽しい夜でした。こんな友達をずっと大事にしたいと感じた夜でした。おつかれ!

Friday, August 10, 2007

the gate of Summer Vacation!

夏休みだぁ。おれも日曜あたり実家に帰ろうと思ってます。その前に、今年こそ掃除して帰ります!こんどは嘘じゃないっす!

さてさて。休みを前に火曜に続いて、今日も「藤森照信と愉快な仲間達(仮称)」の会議。はっきりいってオレ大して考えてません。そのわりに思いついたことを適度に発言。何となく前回よりは進んだような、そうでもないような・・・。しばりが効いたか、なんとか収束しそうな気配がしなくもない。

Pelican/City of Echoes
へヴィインストバンド、ペリカンの新作。自然や季節といった情景を描いた前作と作風がちょっと違いまして、タイトルにあるように、今作は舞台が都市のようです。音的には前作よりメロディが前面にきてて、若干メタリックさも増して、リズムにも幅がでて、そのせいか、若干聴きやすくなったような気もします。そうしたなかでタイトルトラックとなる2曲目は特に印象的で、まさにこのアルバムを象徴したかのような1曲。「みえる!みえるぜー!都市のスカイラインが、そして営みがよぉ!」ということで、やっぱこのバンド凄いなぁと、うなってしまった次第。壮大なラスト2曲も必聴!聴く人を選ぶのは間違いありませんが、へヴィな音に溺れたい方おすすめですわよ!ちなみに国内盤は40分以上のライヴDVDがついてて、これもかっちょいい!来日公演行きたいなぁ・・・。

Monday, August 06, 2007

Eternal Sunshine of the Spotless Mind

BSフジで『エターナル・サンシャイン』という映画をやってました。この作品全く知らなかったけど、とってもよかった。主演ジム・キャリー、ケイト・ウインスレットにその他豪華メンツで、オレにしてはめずらしく恋愛モノ。2004年の作品で、この年のアカデミー脚本賞とってるらしい。わりと難解な展開で好みが分かれる所だと思うんだけど、オレはこういうの好きです。音楽もよかった。意外にもシリアスなジム・キャリーも結構良くて、それから、ケイト・ウインスレットもかわいらしくて見直しました。彼女の代表作といえば、やっぱタイタニックだけど、タイタニック以外の作品のが大概好き。(単なるタイタニック嫌いか?)ま、そんな感じで、おすすめです。恋愛映画なんて滅多に見ませんが、これは是非もう一回みたいです。

さて、話はかわりまして、あしたは「藤森照信と愉快ななかまたち(仮称)」の2度目の打ち合わせ。9月くらいにテレビの7時間の生放送(長野のローカルだけど)のなかで、小屋をつくる予定です。ちなみに明日の準備できてません・・・。

それから、ちょっと前のことですがタクミとマサキとやった「人口減少時代のマイタウンの再生」という建築学会のコンペの結果が出まして、見事、北陸支部入選しました。おめでとうございます。全国のほうはだめだったけど、それでも誰かに認めてもらって、結果として残るというのはうれしいものです。時間のないなか、このときの案を発展させてダイワハウスのコンペもだそうとかいってますがこっちはどうなることやら。

Sunday, August 05, 2007

dancer's high!! Nagano Binzuru '07

昨日は長野びんずる祭りでした。40人弱と、去年より人数は減ってしまったものの、去年同様、踊り明かしてやりました。今年は中央通りじゃなくて、長野大通りのほうでした。ま、そんなことは大した話じゃなくて、どいつもこいつもここぞとばかりにはしゃいでましたがね。「結」のとまるところビールかけがはじまりまして、通り過ぎると水(アルコール)たまりができます。あほです。ほとんど飲まずにかけあってますからね。1時間半くらい?踊って、今年も無事踊り終えました。

学校にかえって打ち上げのバーベキュー。かなり疲れてぐったりしてましたが、楽しみました。製図や研究もいいけど、たまにはこんな日も楽しいものです。おれがこの祭りに参加するのもこれが最後かもしれませんが、いい伝統としてつづくといいと思います、はい。


P.S. ためしにタイトルバックに写真を入れてみました。いかが・・・?

Thursday, August 02, 2007

for me this is heaven. (FRF07)

おくれちゃったけど書きます。そうです!フジロック07です!

学生最後の年にして、フジロック4日間完全制覇を目指したものの、諸事情という名の、公務員試験という壁にさいなまれ、おれだけ前夜祭と1日目のみ(26、27日)という変則参加となってしまいましたが、行ってきました。メンバーは昨年同様、オレ、マサキ、マサシ、トモキの4人。ラシーン最後の旅ともなりました。

出発前日の夜、当日の午前と不慮の仕事により、かなりいらつきながら、仕事は適度に投げつつ、トモキのゼミもあり、昼頃出発。とにかくラシーンの中は荷物でいっぱい!日帰りでは必要のない、テントや寝袋や酒なんかがかなりの量でした。がんばれラシーン。そういえば、去年は徹夜明けだったし、移動時間ほとんど寝てたんで、苗場までの道初めてでした。ふーん、こんなんなんだー。とかおもいながら、きつい車内ながらも車は進みました。

いくつかのFRFの幟をとおりすぎて、苗場に到着。おいおい、もういっぱいテント建ってるよ!っつーか、なんで前日なのに、こんなに人があふれてるんだよ!という感じで、FRFフリークスの底力を思い知りました。

下の方の場所が空いてなくて、かなり登ったとこにテントを張りました。キャンプサイトやRookie A Go Goなんかが見渡せるポイント。比較的平らだし、まあ、いいかと。買ったばかりのテントの袋を初めて開け、試行錯誤しながら、組み立てます。うん、結構広い。しかも、入り口前の屋根が結構いけてるぞ!9800円とは思えないじゃないか!ただ、風が抜けにくい構造なのでちょっと熱い。まあ、いいだろ。

苗場の神に乾杯。そうこうしてるうちに、下の方では前夜祭がスタートした模様。苗場名物の雨も降り出しやがった。準備して下ったら、盆踊りは終わってしまいまして、ちょっと残念。レッドマーキーでRailroad Earth(ストチー系!)、Ratatat(実はメタル!)のステージを見つつ、夕飯。豚何たら丼は失敗だった。テントに戻るとすでにグロッキーでしたが、苗場温泉にはいって、お話なんかをして初日は終了。

1日目。といっても実際は2日目なんだけど、めっちゃ快晴!朝から暑い。朝カロリーメイトをすませ、「カロリーメイトフルーツ最高説」をこの日も唱えながら、準備完了。前日の夜にAlbum Leafのキャンセルが判明。予定が大幅に狂ってしまったのですが、仕方ない。










サンボマスター
想像以上に熱苦しかった。想像以上に踊れる感じでしたが終始座ってました。この日の目標は「あまりはしゃがない」。これですので。朝一からはしゃぐわけにはいかないのです。でも、実際このバンド見直しました。

Hallogoodbye
レッドマーキーに移動。USの若手の登場。最後の数曲しか聴けなかったけど、結構よかった。ディスコポップな感じのバンドでした。ヴォコーダーつかったりね。もうちょい早く来てもよかったな。

Yellow Card
再びグリーン。せっかくのヴァイオリンが聞きにくかったのが残念。ライヴ中、ステージ後方で早速昼寝してしましました。レッドマーキーのBlonde Redheadみたかったんだけど、おきたら時間も時間だったので断念。

昼食で、なんたら油そばとかき氷みたいなデザート(これうまかった)をたべました。

band apart
もう何回かみてるんですが、バンアパ。新作聴いてないもんで、知らない曲もわりとあったんですが、れいによってBa.の人がおもしろかったです。新曲もやってまして、好きなhigherもやってました。

Kemuriはみずに、木の間を通ってオレンジコートへ。ここにいる間、はっきりいってほぼ寝てました。それにしても熱い熱い。そういえば、この日は何年かぶりに放水したらしい。体力回復と気温の低下を待って移動。ヘヴンで前日のRailroad Eaethを横目に、ホワイトを通過。一気にレッドマーキーへ。Mumm-raを少し見て、またまたホワイトへと大移動。

Your Song is Good
スペシャでおなじみのこのバンド。結構盛り上がってて、おれもこの日初めて、踊ってみました。

グリーンにいくとKings of Leonがまだやってて、またもステージ後方でまた休憩。次のMuseまでに飯食ったり。グリーンカレーくったけど、これはまじうまかった。ここで、4人ふたたび合流。

Muse
このバンドの人気はすごいな・・・。早々とモッシュピットは入場制限かかってるし、後のほうまで人がたーくさん。この日一番の集客は間違いなく彼らでしょう。前の方もめちゃめちゃもりあがってるし。(おそらくあのなかにマサシが・・・)Gu.&Vo.の人は意外に器用な上、アヴァンギャルドなかんじがしてかっこよかったなあ。(曲中とMCの調子のギャップはすこしうけたけど)本編最後には、浪人時代を思い出す、あの曲もやっててあがりました。

The Cure
ほんとはYo La Tengo行こうかと思っていたんだけど、疲労が想像以上で、しかもヘヴンが遠いのでグリーンにとどまりました。ほぼ知識がないですが、かなり有名なバンドらしい。昔はやせててかっこよかったんだろうと思われますVo.の人なんですが、ぶくぶく太って、さらに口紅だから、ちょっと大画面で見たくない感じでした・・・。ま、結局疲れて結構寝てました。ごめんなさい。

というとこで、テントに帰還。おれはとっとと寝てしまいました。

翌日。また快晴。駅までオレをおくってくれるということで、一端下山。途中風呂に入り、さっぱり。しかし、ここもフジロッカーがいっぱいで、ちょっと遅かったらやばかった・・・。

という感じで越後湯沢駅に到着。オレのFRF07はここまで。見れないバンドとかあったけど、やっぱりフジロック最高だったのは間違いなく、あそこはまぎれもない天国でした。来年、就職してからいけたらほんとにいいなぁとおもいます。毎年同窓会がてら、こういうイベントに参加するのも、また一興でしょう。

ということで、おつかれさま!また来年!

Saturday, July 21, 2007

envy...?

7月も後半ですねぇ。いやはや、早い早い・・・。

ところで、資生堂のマキアージュって化粧品のTV-CMにenvyの曲が使われてます・・・。化粧品なんかこれっぽっちも興味ないけど、これenvyだよな?どうしちゃったんだ・・・一体!? 気になる方コチラです。

Monday, July 16, 2007

earthquake!

今日は大きな地震がありました。テレビはこの新潟県中越沖地震と名付けられた地震のニュースで持ちきりで、時間が経つにつれ被害も増えるばかり。長野市ではそこまで大きな揺れでなかったように思ったんだけど(たしか5弱だったけどそんなにゆれたか?)、わりと近くの飯綱では被害が出てるみたいです。余震も何回か感じております。(これを書いてるときにも余震が・・・)

大きい地震があるといつも、「とうとうきたか!?」と思ってしまいます。”とうとう”というのは、東海地震のことで、静岡で生まれ育った性といいますかね。東海地震がくると言われて何年たつのでしょうか?周りで大きい地震が起きてるのに、まだこないですね。

なんにせよ、日本に地震がなかったらどんなにいいかと、こういう地震があるたびに思ってしまいます。

Sunday, July 15, 2007

today is the day (32 is back!!)

はい、おつかれ。本日はいろいろありましたよ。

午前中は建築学会北陸支部学会。意外にパワポづくりに時間かかって、朝もちょこちょこいじってたんですが、まあ、発表自体は適当に終わらせました。予定通り。卒業した中尾さんもきてたんだけど、あの人の修士設計はやっぱりすごいなぁ。そりゃ賞取りますよ。

午後は善光寺あたりまで行ってきた。善光寺本堂300年祭の一貫ということで、本日屋台巡行やってましてね。おれもいくつか屋台の調査したんで見てきました。台風が接近してて、天気が心配されましたが、なんとかもったみたいで、なにより。中央通りは駅前から封鎖して、歩行者天国になってて、結構人もきておりました。途中何台かの屋台がとまってて、踊りを披露したりしてました。上の方(善光寺のあたり)までくると、まだ屋台引っ張ってまして、なかなかおもしろかった。調査してたみなさまおつかれさん。

夜はミツが我が家を(諸事情によりw)ほんのすこし訪問。ひさしぶりだなぁ。今日は車できたらしい。写真は疲れてそうですが、実際疲れたといってました。仕事も大変みたいだし。
しかーし!しかしですよ!忙しくても、やることはやっている漢の姿がそこにはありました。おれもミツの半分でいいから見習ってがんばってやりたいものです。こんどはゆっくり会いたいものです。

Sunday, July 08, 2007

presentation!

プレゼンといっても、全くもっておれのじゃなく、4年の製図第5のプレゼン。昨日は半日それ見て潰してやりました。最優秀賞はうちの研究室のやつで、それはそれですばらしかったんですが、全体として、ちょっとインパクトに欠けましたかね。おれの時のことを考えれば、あいつらのこといえないんですが、図面の完成度がちょっとな・・・、ってかんじ。去年くらいから、模型が凄いことになってるだけに(あくまでおれらの時と比べてですが)その辺が残念。

あとは、コンセプトだったり、プランの部分で、批判がガシガシとびかっててちょっとかわいそうなくらいだったなぁ。(むしろ笑っちゃうくらいだった・・・。)ゲストクリティークが日建の人で、社会性とかリアリティとか、その辺に話が終始しちゃってた部分もあんだけど、もうちょっと優しい言葉投げてやってくれよぉ。寝る間も惜しんで一応やってるんだからさー。ま、ゲストやら非常勤の先生方もそれ通ってきてるからもちろんわかったうえでいってるんだろうけどね。

でも図面のでき以上に特にコンセプトあたりを批判されてたものに関しては、「今を見る」ことができてないんだろうし、「敷地を読む」ことができていないのかもしれない。4年のときにみえてなかったものが、今やっと少しだけ見えてるのかもしれないなぁ。きっとあいつらにも、言われたことがわかる日が来るに違いない!がんばれ坂牛チルドレン!!

といってる間に、今週末はおれがプレゼンやんなきゃなんねーよ。憂鬱・・・。


はい。先日来日してた、&recordの2アーティスト!

Lymbyc Systym/love your abuser
ぅおいおいぅおーーいぃっ!きてるぜー!こいつはぁーーっ!兄弟2人によるインストポストロッキンバンドです。MumやFridgeなんかにも通じそうなドリーミンで 優しい手触りの中に、知的な音世界がひろがってますわよ!そして全編に響き渡るローズピアノと、適度なエレクトロニカさがきもちよすぎです。そうそう、 聞きたかったのよ、こういう音。Special Othersみたいなジャムっぽい感じも好印象で(特に前のepを収録したボートラはそういう感じが強い。逆にエレクトロニカ感が少ない。)、ライヴも相当凄いらしい。とにかくこのへん好きな人にとっては問答無用でしょう。これからの成長にも期待したいです。ライヴいっときゃよかったぁ・・・。


Boy In Static/violet
コチラは、囁くような歌声が印象的なチェンさんの1人ユニット。her space holidayからかわいさを引いて切なさを足したらこんな感じ?生音多めで若干エレクトロニカぎみのインディサウンドといったかんじですが、ストリングスや鍵盤ハーモニカ(かな?アコーディオン?よくわからんがその辺の音)なんかが多用されててかなりいい感じの音づくり。それにしてもとってもやさしーわぁ。全然夏っぽくないけど、涼しい長野の夏の夜なら全然いけますです。雨の日もいいですかね。決して 派手なメロディや音じゃないんだけど、とっても繊細でじわじわきますね。ここんとこ激情系の音が多かったから、なおさらいいなぁ。これまたすばらしい!

Saturday, July 07, 2007

sleepy days like stormy days

一昨日は建築学会のコンペの提出でした。3人でやってて、お題は「人口減少時代のマイタウンの再生」。視点、造形ともにある程度独自の方向性は打ち出せたかとは思います。どんな評価を受けるかわかりませんが、まあ、とりあえず出せて良かった。

で、昨日。寝不足のまま東京いってたんですが、そっくりさんに出会いました。びっくりだわぁ。身長はおれより5cmくらい高くて、髪もおれの長いときくらいあるけど、顔が、とくに横顔がめちゃめちゃ似てるよ!おい!なんだこりゃ!?おれめっちゃ凝視しちゃったよ。ミツから「いま東京にいる?」って電話かかってきたときのことを思い出しました。

そんなことあって、また六本木界隈に行ってきた。めあてはギャラ間でやってる「アルヴァロ・シザ展」と、国立新美術館でやってる「SKIN+BONES 1980年代以降の建築とファッション」っていう展示。

まずはシザ展へ。建築小僧どもで結構混んでる。数点の図面と木製の模型、スケッチ、インタビュー&作品の映像展示なんかからなってて、特にインタビューは結構おもしろかった。グローバリゼーションについてのシザの意見は、前日までやってたコンペにもかかわる部分で興味深かったし、「とにかく多くの仕事をしろ!」っていう彼の姿勢も、就活のなかで重要だと感じた部分だった。このおっさん年いくつなんだろ?まだまだ現役でやりそうですね。

SKIN+BONESは想像以上にファッション系の方が多くて、美術館側の思惑とは裏腹にどっちもフラットに見てる(見れてる)人はあんまりいなかったように思いましたが(実際、おれも建築よりでみてしまった・・・。しょうがないけど。)、展示自体はおもしろかったです。本来両者が持っているシェルターとしての共通性、近年の両者の接近と融合か。近年のディスプレイ系の建築や装飾の盛り上がりを考えれば、当然といえば当然?ただそういう表層(SKIN)だけの話だけじゃなくて、両者が共有してるのはもっと多くの部分。構造(BONES)あるいはヴォリュームの概念、構築・脱構築あたりの時代性にもちょっと感心してしましました。もう1回ファッション中心にみてみてもおもしろいかなと思いました。時間あればですけどね。考えてみれば、ファッションのコレクションなんかも、服だけじゃなくて、音楽、空間を含めた総合的なアートの様相ありますし、これは建築とまるかぶりなとこですよね。ファッション通信って番組あるけど結構好きだったりね。ま、そんな感じ。

以上、眠気と戦った数日間の記録でした。おつかれ。

Saturday, June 30, 2007

belief to live

ちょっと夜更かしがたたって、寝坊してしまいました・・・。まずい!まずいぞ、おれ!まあ、しょうがない。

ところで、「所さんの世田谷ベース」っていう番組ご存知?おそらく、BSフジの番組だから知らない人が多いでしょう。簡単にいうと、非常にぐだぐだした番組です。ですが、面白いです。毎回、ほぼ所さんの趣味の話やら車やらの話でぐだぐだはじまって、そのままおわります・・・。こんなんでいいの!?って毎回つっこみたくなります。所さんみたいな生き方にあこがれる人はいっぱいいるんでしょうけど、あそこまで徹底できる人はいないだろうなーと思ってしまいます。

ただ、自由にかっこよく生きてる人(生きてそうに見える人かもしれない)って、それなりのものをしょってるはずで。なんらかのリスクを理解した上で、いや理解しているからこそ、なんでも一生懸命楽しめるんだろうなと思うわけです。多分重要なのは「信念」ってやつです。「花の慶次」の前田慶次だって、死と隣り合わせでも、おのれの信念ってものにしたがってるから、何でも楽しいんです、きっと。

Friday, June 22, 2007

to say so long

長年つきあった私の脂肪達にわかれをつげるために、一昨日あたりとうとうキャンプインしました。いわゆるビリー隊長のとこへ。そうです。Billy's Boot Campです。隊長来日のニュースを横目に、わたしはコンバットキックをかましてました。昨日は昨日で、「とくダネ!」に隊長が出てきちゃったもんだから、朝からちょっと運動する羽目に。
これまじできつい。話は聞いてたけど、実際きつい。おかげさまで腹筋を中心にけっこう筋肉痛です・・・。久しぶりに運動した人では、おそらく基礎編でさえ完遂できません。それぐらいきついです。

考えてみると、中学、高校は筋肉痛、あるいは筋肉疲労がない状態がなかったわけ。オレの場合はバレーやってて、アキレス腱が弱めで、右膝も悪かったし、左の足首も痛かったし、加えて各所の疲労と筋肉痛だから、高校生って相当元気だよなぁ。そんなこと考えながら、筋肉痛だけど、意外に楽しめてます。

さぁ、CDレビュー。

Naht/In The Beta City
ついにでました!大好きなNahtの3rdアルバムでございます。3ピースになって活動再開後は、かなり音楽性に変化が見られましたが、この作品ではさらにそれがすすんでます。全体としてかなりダンサボーなサウンドですね。このダンサボーさもまた独特で、Q and not Uともまた違う感じ。いわゆるemoっぽさはないと言っても良いくらいで、はねた感じのリズムに前作以上にベースが全面に来てて、もはやファンキーです。それでもNahtたらしめてるのは、やっぱりSeiki氏の声とメロディによるところでしょうか。前作までの疾走感や切なさがあふれた曲はほぼなく、その辺はさすがにちょっとさみしいですが、何度も聴いていると、不思議とNahtらしいと思わされる一品です。常に時代の一歩先を歩いてきたこのバンドが描いた今と未来をご体験ください。

Friday, June 15, 2007

reality lost

コンペをやっているせいか、最近「リアリティ」って言葉がよく飛び交ってます。なんだ?リアリティって?そんな感じです。実際建築のコンペってそこが最後に生きてくるんだろうけど・・・。まあ、日々堂々巡りしながらも、ちょっとずつは進んでるんだろうと信じたい。

さて、CDの紹介でも。

Yage/anders leben!?
ドイツの激情バンドyageの3枚目のアルバム。envyのレーベルsonzaiからもリリースがあるようで、その辺の音が好きな人はストライクだとは思うのですが、envyとはだいぶ趣が違います。絶叫はそこまで多くなくて、おれの知ってる範囲だと、on the might of princesあたりに近いといえば近いかな?つまり、OTMOP好きのおれは一発で気に入りました。時折post rockな感じを振りまきながらも、ほとばしる感情!切なさがあふれてます!ぅぅうあああぁぁぁぁっー!すばらしいぜぇぇー!これぞemoです。

Cap'n Jazz/analphabetapolotholo
STMのセールにのっかりまして、いまさら買いました。2枚組のディスコグラフィー。ですが・・・、いいよこれ!言わずとしれた若き日のシカゴオールスターズによるこのバンド。これをつくったの二十歳前の若造達だって!?この絶妙なへたれ感、いいわぁ。全編ちょー蒼いんですけどーっ!キンセラ兄のよれよれ感はこのころからかわってないし。のちの彼のバンドよりシンプルで、実験性が少ない分、耳なじみがいいし、この爽快感は夏にぴったり。ドライヴにでも行きたくなります。

Thursday, May 31, 2007

a life of creativity

朝っぱらから、足の親指の爪を割ってしまいました。激痛で寝ぼけてたのが一発で醒めました。しばらく激しい運動はできそうにないです・・・。

さて、今日は森美術館でやってる、ル・コルビュジェ展「建築とアート、その創造の軌跡」みてきました。
六本木ヒルズいったのはかなり久しぶりでして、しかも、はじめて昼間行きました。さっそく展示のほうなんですが、結構充実してまして、彼の絵画、建築模型、図面、椅子、映像、そして実物大のユニテ・ダビテシオンの一室とカバノンの再現模型(でいいのかな?)なんかがありました。あと彼のアトリエもありましたね。その他もろもろ盛りだくさんで、結構おもしろかったです。堪能しすぎて、あやうく帰りのバスに乗り遅れるとこでした・・・。

実は西洋美術館にいまだ入ったことがないので(泣)、彼の建築はサヴォア邸と、ラロッシュ・ジャンヌレ邸しか行ったことないんですが、模型とか映像とかみてると、あのときの感動がよみがえるようでした。今年はコルビュジェ生誕120周年だそうで、ほかにもなんかイベントがあるかもしんないね。 とりあえず、ラトゥーレットとロンシャンにいってみたいです。

Wednesday, May 30, 2007

rainsong for our depression

雨。
すこし寒い一日でした。

ところで、Fuji Rock Festival ’07にmae、Boom Boom Satellitesなんかが新たに決定のようです。それからMarsVoltaのオマーさんも。だいぶ出揃ってきたね。すでにきまってた、toe、Alubum Leafも絶対はずせないですし、見たいバンド多数。上がってきました!開催まで残り2ヶ月!!
さて一方で、今年もサイクルスポーツセンターで行われる、Metamorphoseのメンツが予想外に熱かったりする。Sound Tribe Sector 9、ROVO、Tristeza、Special Othersとバンド系がいいとこそろってることに今日気づきました。メタモは完璧アウェーだと思ってたけど、意外にそうでもないのかね?(聴くもんが変わってきてるから?)実家のとなりの伊豆市だし(修善寺のほうがいまだにしっくりくる)、ちょっとそそられるな・・・。

では、久しぶりにCDレビューしてみます。だいぶ間が開きまして、いろいろ買ってますが、とりあえずこの2つ。

hopesfall/magnetic north
賛否両論(というかほぼ否)巻き起こした"A-types"に続く、hopesfallの新作。なんでも、今作は意外と悪くないという噂。で、聴いてみました。確実に前作の延長線上にあるんだけど、たしかに意外に悪くないのよね、これが。むしろ意外にいい。最近結構聴いてます。前作よりも若干発狂気味のVo.に若干スペーシーさを取り戻したギターや雰囲気が、hopesfallらしさを感じさせます。とくに#10#11の流れはハイライトでしょう。・・・が、超傑作"no wings to speak of..."や"Satellite Years"のころとはやっぱり別のバンドなんですよねぇ。で、気になって"no wings~"のころのメンバーと比べてみたら、ギターが一人残っているだけだってさ・・・。ということですが、意外にかっこいいので、聴く価値ありです。hardcoreがダメな人にもきっと聴きやすいですし、おすすめ。

appleseed cast/mare vitalis
待望の来日公演をスルーしてしまったことが悔やまれるappleseed castの2ndで2001年の作品。mineral直系の1st、よりポストロックに接近しemoの名盤と誉れ高き3rdにはさまれて、なんか影の薄い印象で(ジャケもあんまパッとしないでしょ?)、これだけもってなかったんですが、やっと買いました。しかし!しかしですよ。聴いて驚きました。すげーいいじゃん、これ!ほんと1stと3rdの間を行くような作風で、ちょっとらしくない雰囲気の#2#3(どちらもキラーチューン)や、随所にみられる中途半端なポストロッキンな感じも、ちっとも悪くない。なんたってメロディがいいし、浮遊感のあるギターもシンプルだけどカッコいい。emo好きな方はもちろん、ギターロックとか、パワポとか好きな方もきっと気に入るはずです。機会があれば是非!

Wednesday, May 23, 2007

scenery

先日、久しぶりに伊豆箱根鉄道にのりました。で、写真は最近柴咲コウも撮影に訪れたという、原木駅のホーム。実は意外に撮影スポットだったりするようです。実家から徒歩5分のこの駅。あたりにはほぼなんにもない無人駅ですが、その辺がいいらしい。小さい頃からあたりまえの風景なんで、オレにはよくわかりませんが、はじめてみたかた、この駅映画に出てきそう?

さて、話はかわりまして、20日は久しぶりにライヴいってきました。Eskju Divineっていうスウェーデンのバンドが、なんと長野まできてくれましてね、楽しんできました。客の入りは8割ほどでしょうか?ま、Jにしては結構入ってました。このバンドギターレスで、ピアノ、ベース、ドラムの3ピースなんですが、音も厚くて3人でやってるとは思えませんでした。ドラマティックな曲にきれいなピアノとファルセットを多用したヴォーカルが気持ちよく、ちらほら北欧の空が見えました・・・。もう夏だけど、livehouse Jのなか限定で雪の結晶が見えました。また、ベースの方がよくてですね、歪ませた音を駆使しつつ、コーラスもばっちりで、かっちょよかったな。つまるところですね、とってよかったです。以上レポでした。